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口腔外科無料相談室 口腔外科総合研究所

口腔外科無料相談室



痛みの原因となる異常が見当たらない

【相談者】2017年12月1日 Y

一番奥の上の歯の神経はなく歯根もレントゲンでないとわかっていますが、根元を触るととても痛いです。痛み止めと抗生物質を飲むだけで治療法はないのでしょうか? 宜しくご指導お願いします。


【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

一番奥の上の歯の歯根がないようですが、歯自体が既にないという意味でしょうか。それとも歯はあるが神経はないため、歯根には異常が見当たらないということでしょうか。

いずれにしても、痛みの原因となる異常が見当たらないにもかかわらず、痛みが続いている状態なのでしょう。このような痛みは「非定型歯痛」あるいは「口腔顔面痛」かもしれません。

これらは抜髄や抜歯後の神経障害の他、食いしばりや歯ぎしりによっても生じます。また、副鼻腔炎や骨髄炎、心理的・社会的な問題によるストレスが関与する身体症状症の可能性も考えられます。

どのような問題が痛みに関係しているのかについて、詳しく調べることをお勧めします。万一原因不明でも薬物療法やスプリント療法、心理療法などの対症療法が痛みの緩和に役立つ可能性があります。


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歯根嚢胞摘出術後のジクジクする痛み

【相談者】2017年9月21日  M

どうしても不安で ご相談させていただきます今年6月下旬頃 右上6番(昔神経を抜き銀歯)が浮く感じがしたので 掛かり付けの口腔外科へ。とても忙しい先生でレントゲンのみを撮り小さな嚢庖があるので 今後根官治療で行きますと 次回の治療まで三週間ほど待つことに。しかしその間に 大きい風邪を引き 必要以上にその歯も痛くなり 内科(個人クリニック)で抗生物質と鎮痛剤の点滴に毎日通い 予約までしのぎました。

風邪も落ち着き やっと予約の日を迎え 銀を外し短時間の根官治療 そしてまた二週間後の予約。気長にやるしかないと思いきや 治療から数日もしないうちに 七福神のように腫れと激痛 予約まで待てず直ぐに先生の元へ向かい総合病院の為 点滴を4〜5日。腫れが引いたかと思えばまた二週間の間に腫れ上がり点滴。

その間 当時は無かった歯茎の上の粘膜と頬の間にしこりが出来ましたが痛みはさほど無く 先生には伝えましたが特別なことは言われませんでした。処方箋でロキソニンや抗生物質も出して貰っていましたが このあたりでCTを撮ることに。嚢庖自体は小さいけれどあまり保たない歯かもしれないので 抜歯してそのまま嚢庖を取り除くことになりました。

そして 一昨日9/19(火)抜歯嚢庖摘出。嚢庖が小さかったので歯茎切開も無く縫うこともしませんでしたし 抜歯後痛みも腫れも楽に二日目を迎えたのですが、抜歯や嚢庖摘出の刺激からか しこりが気になって(少しジクジクする)一週間後の予約では不安になり 結局昨日先生の元へ。大丈夫だよ 二週間程度で吸収すると思いますと、安心して帰って来たつもりでしたが 三日目の今日もロキソニンが切れるとジクジクするし やっぱり不安です。


【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

右上6番の根尖部に歯根嚢胞が生じ、そこに感染が加わって痛みや腫れが出てきたようですね。嚢胞付近の頬粘膜や歯槽粘膜にも炎症が拡がったのでしょう。炎症が続くとその部分に線維素が増殖して硬くなりますが、これがしこりの正体ではないかと推察します。その場合は時間の経過とともに線維素が徐々に吸収され、しこりはなくなっていきます。

ただし、しこりのある部分に骨片や歯の破折片などの異物が残存する場合は、しこりが消えずに残る可能性があります。また、元々しこりの部分に腫瘍など別の病気が存在していた場合は治らないこともあります。


【相談者】2017年9月22日  M

この度は 親切ご丁寧かつ分かりやすい返信をいただきまして ありがとうございます。凄く感動いたしました。あまり ネットの使い方が判らず 直接メールしてしまった次第で 返信いただけると思ってなかったものですから、樋口先生の仰る通りだと思います

文字で表現するのに困っていましたが まさに繊維のようなものをパチンコ玉大にしたようなものが 約一ヶ月ほど居据わっています。抜歯から6日間ほど経ちますが 昨日今日辺りがピークだったのか 右頬粘膜全体から中央にかけて 黙っていてもヒリヒリからビリビリな痛みになり 常温の飲料も辛い感じで、時折 患部も脈打つような痛みが走ったり。

現在は 勿論違和感はかなり有りますが 当時のこつっと言うよりも じんわりと引いて行ってような気がします。二日前頃まではこめかみがズキンズキンしたりしましが今は有りません。これは 回復方向と考えてよろしいのでしょうか?


【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

術後の痛みは徐々に軽減してきているようですね。術後の炎症に伴う痛みは日が経てば消失していくと予想されるため、嚢胞以外の問題がない場合はそのまま治癒を待たれるとよいでしょう。


【相談者】2017年9月29日  M

ご返事ありがとうございます。数日前 抜歯後初めての消毒で歯科へ行きました。主治医からも 2〜3週間経過をみるよう言われました。傷口自体は順調で しこりの件も問題ないとのことで、まだ 時折ヒリヒリ感は有りますが 時間薬だと思うことにして、色々ご丁寧にありがとうございます。もしかしたら またご相談するか分かりませんが、宜しくお願いいたします。


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口の中に膿のような液体が出てくる

【相談者】2017年9月11日  

初めまして宜しくお願いします。去年右上奥2,3番目の歯を根管治療し奥2番目は歯の根を切る手術もしましたが良くならず(根の奥まで詰め物が入っていなかった)今年2月から精密根幹治療(マイクロスコープ・ラバーバム・MTAセメント)をしましたが、治療した歯茎辺りから膿のような液体(液体を出すと白っぽい色なので唾液ではないと思います。)が出てきています。

MRIを撮ったところ「右上上顎洞炎で第二大臼歯の後方〜硬口蓋の辺縁にかけて両側ですが右側優位に液体貯留があり歯根部の病変のようにも見えますが何らかの炎症が疑われます。右下顎骨体部にSTIRで高信号域が見られ骨髄炎等も否定はできません。」という結果でした。

あまりに口の中に膿のような液体が出てくるので気持ちが悪くなり総合病院の口腔外科に行きレントゲンを撮ったところ「根管治療はうまくできているし異常はない。」でした。

もしかしたら味覚障害でその症状があるのかもということでハリゾンシロップを服用しています。先日は3か月位前から微熱が続いていた怠いので内科を受診した先で紹介してもらった歯医者に行ったところ金属アレルギーだといわれました。いったいどうすれば良いのでしょうか?

・根管治療はうまくできているのか?それを調べることは出来るのか? ・根管治療の失敗だったとしたら一度歯の根を切る手術をしているがまた出来るのか? ・根管治療が成功だとしたら時間が経てば口の中に出てくる膿のような液体は出なくなるのか? ・MTAセメントでアレルギーになるのか? ・どんな病院に行けばいいのか?

数多くの質問で申し訳ありません。どうぞよろしくお願いいたします。


【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

治療した歯の歯肉から何らかの液体が出ているようですが、この液体は歯肉溝かフィステルから出てきていると推察します。

口の中に出てくる液体には唾液、歯肉溝浸出液、血液、リンパ液、炎症性浸出液、膿、皮脂があります。最初の2つは生理的なもので、残りは病的な状態から出てきます。

この中で歯肉を押して出てくる可能性が高いのは炎症性浸出液か血液、膿といったものです。これらの液体が出る理由として考えられるのは、何らかの細菌感染による炎症が持続している状態です。細菌感染の場所は根管内の可能性が高く、根尖部や歯根周囲の歯槽骨内に感染がある可能性もあります。

エックス線写真では根管治療に問題がないように見えるということは、根尖病変や明らかな破折はなく、やはり根管内に感染が残っている可能性が高いでしょう。

エックス線写真でうまく根管治療ができているように見えても、実は根管内に問題が残っているケースもあります。それだけ根管の走行は複雑で、最新の治療を行っても完全に感染源を取り除くことは難しいのです。

根管治療がうまくいっているかどうかを調べる方法はエックス線写真のみですが、CTを撮っていない場合はCTで隠れていた問題が見つかるかもしれません。あとは症状が治まるかどうか、経過をみていく以外に検査の方法はありません。

既に述べた通り根管の形態は複雑で、これが根管治療の難しい点です。特に根尖付近の治療が一番難しく、この部分に問題が残りやすいのです。症状が消失しない理由として根管壁の穿孔、マイクロクラック、歯根の外部吸収、セメント管剥離が生じている可能性も考えられるため、粘膜を切開して根面を露出させ、これらの問題に対応することで症状が消去する可能性はあります。

根管治療が成功しなかった場合、次の治療法として歯根端切除術があります。これは根尖の3mmを削り取り、切断面に露出した根管を形成して逆根管充填するという方法で、根管治療の一番難しい部分を取り除くことができ、さらに切断した根尖を封鎖することで根管内の問題が骨尖周囲に波及することを防止します。

ただし、歯根端切除術には歯根が短くなるという欠点があります。従って、歯根が短い歯にこの治療を行うと噛む力に耐えられなくなる恐れがあります。

根管治療が成功すれば、膿や炎症性浸出液は出てこなくなります。終了して日が経っているのであれば、現在出ている液体が今後出なくなることは期待できないでしょう。

一方、MTAセメントでアレルギーが生じるかどうかについては不明ですが、そのような例は珍しいといえるでしょう。

今後の治療については、再度の根管治療、歯痕端切除術、意図的再植術、トライセクション(抜根)を検討することになります。歯科保存学会や歯内療法学会の専門医に相談されることをお勧めします。

また、「気になる」ことが日常生活の障害となる側面もあるため、状況を改善するため薬物療法や心理療法を検討されてはいかがでしょうか。心療内科、精神科、カウンセリングルームで相談することができます。

昨年から治療を受けているのに問題が残っているという点から、そろそろ諦めて抜歯するというのが唯一の解決策かもしれません。


【相談者】2017年9月15日  

詳しい説明をありがとうございます。早速専門医に相談に行ってきます。最悪、抜歯も覚悟ができました。


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歯の表面を覆うペリクル

【相談者】2017年9月6日  K

先日、テレビで

■歯には薄い膜が全体を覆っていて歯を保護していて、この膜は歯磨きで取れてしまうが、十分な唾液があると再生されるだが、 寝ている間は唾液が出にくいので、膜の再生が起きにくく、虫歯になりやすい。だから、就寝1時間前にはしっかりと歯磨きをしておくとよい。

■痛みというのはその時の刺激で起きるものだが、 かなり緊張していると小さな痛みでも強く感じてしまう。 14時くらいになると体の調子が安定してくるので、歯医者に行くには良い時間帯である。

上記の二つの内容が放送されていましたが、本当なのでしょうか


【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

歯の表面はペリクルという唾液由来のタンパク質で覆われています。ペリクルは酸や虫歯菌から歯を守る働きがあるため、テレビ番組でもそのように解説されていたのでしょう。

一方でペリクルは細菌が付着しやすいという面があり、歯みがきが必要になります。細菌の塊であるプラークは唾液の働きが弱くなる就寝中に増加するため、寝るまでにきれいに歯磨きしておくことが大変重要なのです。

また、痛みには日内変動があり、夕方から夜にかけて強くなる傾向があります。そのため昼過ぎに歯科を受診することは理に適っているといえるでしょう。


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舌先を切断し記憶力、思考力が低下しました

【相談者】2017年8月30日  N

舌先を切断したことによる記憶力、思考力の低下に悩んでおります。文章を読めば一行前のものを忘れ、会話にも困る日々です。さらに、重度の不眠や感覚異常もあります。何か良い治療法がございましたら、どうぞご教示下さい。


【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

舌先を切断したことによりさまざまな症状が生じてお困りのようですが、回答する前に整理しておく必要が何点かあります。

まずは、完全に舌先がなくなってしまったのでしょうか。それとも深く傷ついてその後傷が治り、元の舌の形に戻ったのでしょうか。

舌先が広い範囲で喪失し、舌が変形している場合は発言に悪影響が生じて会話に困る「構音障害」に陥る場合があります。舌が元の形にも戻ったとしても、その部分の神経が傷つけば感覚や動きに異常が出現します。

治療を始めるに当たり、まずは現在の舌の状態を調べてもらう必要があります。舌の変形や感覚障害、運動障害の有無と程度を明らかにしたうえで、問題に応じて構音障害の治療方法を検討することになります。

舌がんで舌を大きく切除したような場合には再建手術が必要となりますが、舌先が切断された程度であれば再建手術をしても大幅な改善は期待できません。むしろ手術の影響で逆に症状が悪化する可能性もあります。

従って、構音障害に対してはリハビリを行うことにより、元の発言に近付けるよう努めることをお勧めします。構音障害のリハビリに詳しい歯科医師や言語療法士に相談されるとよいでしょう。

また、記憶力や思考力の低下については舌先の切断との関係性は認められていません。今回のような症状は珍しいものですが、脳の外傷や腫瘍、感染症、梗塞によっても生じます。その他内分泌疾患や精神疾患の可能性もあるため、一度詳しく調べる必要があります。

舌尖が気になって記憶力や思考力に悪影響が生じている場合は、「気にしないで生活できるようにすること」が解決法となり、認知行動療法などの心理療法で身に付けることが可能です。不眠や感覚異常についても同様です。まずは何らかの問題が潜んでいないかを調べるため、薬物療法や心理療法を受けられることをお勧めします。


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含歯性嚢胞の摘出手術後のリンパ節の腫れ

【相談者】2017年8月5日  M

今年2月に含歯性嚢胞の摘出手術を受けました。術後、担当医からもかなりひどいと言われるほどのはれと痛みがありました。術後半年経過でCTにより骨の形成確認をし、順調に快復し問題ないといわれましたが、まだ若干治療患部口腔内の腫れと痛みがのこっており違和感があるのと、リンパに腫れがあり顎部分も腫れがあります。微熱などはありません。

担当医からは術後の後遺症で、リンパの腫れは今回の治療とは無関係と説明されていますが、他にそのような要因が起こる病気やケガはありません。このまま放置しても大丈夫なのか心配ですし、このまま我慢するしかないのでしょうか。アドバイスをお願いします。


【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

含歯性嚢胞は顎骨の内部にできる胞性歯嚢胞の一種で、嚢胞腔内部に歯冠が含まれることが特徴です。嚢胞の摘出後、順調に治る場合は嚢胞腔に骨が添加して顎骨に生じた空洞がなくなり完治します。術後半年が経過し、そのような状況が確認されたことは何よりですね。

さてリンパ節の腫れについてですが、術直後は相当な腫れと痛みが生じたようですね。同時にリンパ節も腫大しやすい時期ですが、通常は時間の経過とともにリンパ節の腫れがひき、元の正常な状態に戻るものです。

術後半年経ってもなおリンパ節が腫れているのは術後の治療によるものではなく、他に何らかの異常があると推察します。含歯性嚢胞はリンパ節の腫れの原因ではなさそうですね。

リンパ節が腫れる原因はさまざまですが、最も多いのは細菌感染による反応性のリンパ節炎です。口の中やのど、鼻、眼、顔面などに何らかの細菌感染があるのかもしれませんし、真菌やウイルス感染の可能性もあります。

それ以外ではリンパ上皮性嚢胞や亜急性壊死性リンパ節炎などがありますが、最も注意が必要なのは悪性リンパ腫やがんのリンパ節転移です。


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脳梗塞後で物をうまく噛めない

【相談者】2017年8月1日  A

7年前に脳梗塞を患い、口の中が引き攣って物をうまく噛むことができない状態が続いています。この症状を改善する方法はないのでしょうか?何か良い方法があれば教えてください。


【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

脳梗塞により脳の血管が詰まると脳の一部が壊死し、その部分の脳細胞は死んでしまいます。一度死んだ細胞は再生しないため、この部分の脳の機能が失われてしまい、運度神経や感覚神経の麻痺が生じるのです。

さて、口の中がひきつって食べ物をうまく噛めないということですが、この症状も脳梗塞による神経麻痺として説明できます。食べ物を噛む口の動きを司る運動神経が麻痺すれば噛めなくなり、口の中の感覚を司る神経が麻痺すれば、食べ物が口の中でどのような状態になっているかを感じ取れなくなるため、やはりうまく噛めません。

一度壊死した脳細胞が再生することはないとお伝えしましたが、時間が経てば壊死した脳神経の周囲の脳細胞が神経を延ばし、失われた機能をある程度は補ってくれるようになります。このような脳の仕組みを利用するのがリハビリの主目的です。

物を噛むには歯や歯肉、顎骨、顎関節を使いますが、顎を動かしているのは咬筋や側頭筋といった咀嚼筋です。一方、口の中の食べ物の位置を保つのは舌や頬、口唇の働きで、これらを動かすのは舌筋や顔面表情筋です。 物を噛みにくいという症状を改善するには、まずは歯や顎関節、咀嚼筋、舌筋、顔面表情筋のそれぞれにどのような問題が生じているのかを把握する必要があります。歯や顎関節に異常があれば治療する必要があり、筋肉の問題であればその動きや感覚を改善していく必要があります。

機能が失われた筋肉に対しては、アイスマッサージや針治療、赤外線照射など刺激を与える治療法が適しています。


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左術後性上顎洞嚢胞の開放手術後の歯の痛み

【相談者】2017年7月18日  A

今月3日に左術後性上顎洞嚢胞の開放手術を内視鏡で受けました。12歳のときに蓄膿症の手術(左右)を受けており、これが原因とのことです。

20歳のときに歯痛(左奥歯付近上下)が起き、歯科を受診しても原因不明とのことでした(「術後性上顎洞嚢胞」を知ったのは、独学でここ数年のことです)。歯痛はほぼ毎年起きていたのですが、一時的なものだったため、最初の頃はバファリン、その後はロキソニン等を飲んで過ごしていました(効いていたかというと?ですが、我慢していればそのうち痛みが収まるので、そうゆうものだと思っていました)。ここ数年は耳鼻科で点滴をしてもらっていました(こちらも効いていたかというと?です )。今年も5月中旬に歯痛が起き、例年になく痛いので総合病院に行き、CT/MRIを撮り、手術となりました。

現在術後2週間で歯痛は無いのですが、モノを噛むと歯にひびく?ようなかんじ(上のみ)と、1週間毎の診察の際に、開放した嚢胞への交通路を通して嚢胞内の掃除をするのですが、歯痛が起きます(2〜3時間すると収まる)。主治医にはその都度痛いと言うのですが、それと今回の手術は関係ないと言われ、鼻のほうが落ち着いたら歯科でCTでも撮ってみようとのことでした。手術前には口腔外科も受診し、パノラマのレントゲンだけでしたが、今回の痛みは歯由来ではないと判断されているのですが。

主治医については、元々の主治医が手術前に辞めており、現在の主治 医は手術以降担当になったので、そもそも歯痛があって受診していることすらよく知らないようです。 個人的には、嚢胞が一時的な炎症等を起こし、それが歯の神経を圧迫し、結果歯痛となって現れていたのではないかと考えています。現在の嚢胞内の掃除をする際も、吸引機?の先が嚢胞内底を押すことによって、歯の神経を一時的に圧迫し、歯痛となっているのではないかと考えています。

セカンドオピニオンではないですが、何か気になるところがあれば教えて頂きたいです。 お手数をおかけしますが、よろしくお願いします。


【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

術後性上顎洞嚢胞は、蓄膿症(副鼻腔炎)の術後10〜20年で上顎洞に生じることがある嚢胞です。この嚢胞に細菌が感染すると痛みや腫れが起こるため、まるで歯が痛んでいるように感じることがあります。

口腔外科では、歯の問題が痛みの原因ではないと判断されたようですね。痛みが嚢胞への感染によって生じた場合は、歯の治療は必要ないでしょう。

手術を受けた耳鼻咽喉科の見解では、手術はうまく完了し、痛みの原因となる問題は取り除けたようですね。それにもかかわらず歯痛が生じているため、歯科で現状を診てもらうようにと説明されたのでしょう。

耳鼻咽喉科の先生の指示通り、一度歯科の診察を受け、結果として歯に問題がない確定すれば、上顎洞の回復を待つことになります。その間の痛みが辛い場合は、痛みを軽減するため薬物療法や心理療法を受けることをお勧めします。


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骨形成線維腫の治療法

【相談者】2017年7月14日  Y

骨形成線維腫です。20代の頃、鼻の右側に生じ、右上の歯(犬歯の後ろの歯2本)が生えてきません。先月、鼻の付け根(左側)上顎に見つかりました。病院では様子をみることになりました。手術する場合、口腔外科が適しているとききました。

質問なんですが、口腔外科では骨形成線維腫(上顎)の手術はよく行われているのでしょうか?手術の方法を簡単でいいので教えてくれませんか?全身麻酔だと思いますので手術室などが完備された大学病院などが良いのでしょうか?骨形成線維腫と線維性骨腫は同じ病気でしょうか?


【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

骨形成線維腫は骨の内部にできる良性腫瘍です。線維腫とは線維性結合組織が増殖したものですが、骨形成線維腫には線維成分に加えて骨組織が混在しています。

顎骨の骨形成線維腫に対しては、通常は入院して全身麻酔下で手術を行うことになるため、設備の整った大学病院や総合病院の口腔外科が適しています。

また、骨形成線維腫は骨内線維腫の内部に骨組織があり、その境界が明瞭なので一塊で摘出することが可能です。一方、線維性骨異形成症は骨の内部に線維組織が増殖するもので、骨組織と繊維組織が入り混じった状態です。そのため境界は不明瞭で、一塊として摘出することができません。因みにご質問中の「線維性骨腫」という病気は存在しません。


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歯が何本も抜けたり、歯が動揺して噛むと痛んだりします

【相談者】2017年5月3日 K 

かなりの歯周病らしく、4年前に右上の一番奥を抜歯、2年前に左上の一番奥を抜歯、今年の2月に前歯の左2番を抜歯しました。両奥歯の2本は抜けたままで、前歯2番はブリッジをするつもりでしたが、先生いわくボンドで付けて暫く様子を見ると言う事です。(なんちゃてブリッジです)

多分歯周病の加減で、いきなり両方の歯に負担を掛けるのは良くないとの判断だと思います。現時点はその部分では噛まないようにしているので一度も外れたりはしていません。急を要するのは右上の現状の一番奥、通常の2番目の動揺が激しく、噛むと痛みが酷いので食事が不自由です。そもそも奥歯の抜歯は近所の歯科医院で行い、その間の治療は2ヶ月に一度の歯石とり?だけで、このままだと順番に抜けていくのを待つだけではと思い、(そこの先生はもう少し早く来ていれば・・・とも言っていた気がします。)

去年の10月辺りに違う歯科を色々探して地元の手広くやっている大きな所へ行って見ましたが、色々な不信感から型代を支払った所で行くのを辞めました。話の順番が変わりますが、結局前歯の2番は会社の歯科で処置をしました。会社には他に簡単な内科もあり、歯科の先生は週に2日、大学病院から来てくれています。先生の事は信頼しており、会社の福利厚生なので通常の治療費は不要で保険外の材料を使った際の費用も価安なのは良いのですが、設備の関係上、限られた治療になるそうです。

自分としてはもう少し積極的な治療が無いかと日々悩んでいます。どのようにすればよいのでしょうか。お忙しい所恐縮ですがよろしくお願いいたします。


【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

歯が何本も抜けたり、歯が動揺して噛むと痛んだりするのは歯周病が原因と考えられます。現状から判断すると、かなり進行した歯周病かもしれません。

歯周病は歯に付着したプラーク(歯垢)中に繁殖する歯周病菌が炎症を起こし、進行すると周囲の骨が徐々に溶けてなくなる病気です。プラークや歯石を除去し、歯周病菌の繁殖を抑えることが治療の基本となります。歯磨きを丁寧に行い、プラークを確実に取り除きましょう。

まずは本当に歯周病であるのか否か、現在の状態を詳しく調べる必要があります。その上でどのように歯周病の進行を止めるか、歯がなくなってしまった部分をどのように補うのかを検討していくことになります。


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硬化性骨髄炎のため掻爬術をうけました

【相談者】2017年3月28日 Y 

よろしくお願いします。4年前に硬化性骨髄炎のため右下顎骨骨髄炎の掻爬術をうけました。今も、時々鈍痛が続いています。そこで、今年、術後の経過をMRIでみていただいたのですが、右下顎8辺りにSTIRで高信号、T1で低信号を示し、脂肪髄の消失を認める、軟組織への炎症の波及はない、とコメントをいただきました。

担当医からは脂肪髄の消失は問題ない、骨髄炎はない、と説明をうけました。ですが、帰宅後ネットを見ておりますと、あまりよい状態ではないように書かれていました。一旦は安心したものの、コメントを見ているうちに不安になってきました。脂肪髄の消失というのは問題ないものなのでしょうか。

もう一つお尋ねしたいのですが、4年前の手術後に骨髄炎は全部は取り切れなかったと医師よりうかがいました。残った骨髄炎は自然治癒するのでしょうか。お忙しところ申し訳ありませんがよろしくお願いします。


【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

骨髄炎は虫歯や歯周病、骨折、腫瘍などで細菌感染し、骨の内部に細菌が棲みつくことによって生じます。即ち細菌感染により炎症が生じ、痛みや腫れ、発熱が引き起こされる病気で、骨髄が硬い皮質骨のようになったり腐骨が生じるなど、骨自体にも変化が現れます。

脂肪髄とは大人の骨髄を指し、骨髄炎の多くでのケースで脂肪髄が減少しますが、抗生物質や手術などにより細菌感染がなくなると治癒します。ただし、治癒しても脂肪髄が減少し皮質骨化した骨は元に戻りません。従って、骨髄炎が消失しているなら脂肪髄の減少は仕方がないともいえるでしょう。

骨髄炎の部分とそれ以外の正常な部分は通常明確に区別できないため、骨髄炎周辺の骨が骨髄炎に罹患しているか否かについては判断できません。これら疑わしい部分まで手術で取り除くとなると、かなり広範囲で骨がなくなることになり、機能的にも審美的にも大きな後遺症が残ります。そのため手術で切除する範囲を骨髄炎が確定した部分に留めたのではないでしょうか。

「骨髄炎はない」と説明されているのですから、症状やエックス線所見に骨髄炎を疑わせる要素がないと推察します。

ときどき起こる鈍痛については、骨髄の治療後にしばしば見られるものです。検査では確認不可能な細菌感染が残っているのかもしれませんし、骨髄炎や手術により神経が損傷して痛みが続く神経障害性疼痛の疑いもあります。また、長引いた治療によるストレスでも痛みが生じる場合があります。


【相談者】2017年4月1日  Y

お忙しい中、早速のお返事ありがとうございます。見ず知らずの私のぶしつけな質問に丁寧にわかりやすくご説明いただきありがとうございました。

術後に痛みも痺れも続いていたうえに、「全部は取り切れなかった」、と言われたことが気がかりで、いくつかの施設で受診したところ、「骨髄炎がある」と診断される病院と、「骨髄炎はない」と言われる病院が半々だったのでずっと不安に思っていましたが、疑問に思っていたことがよくわかりました。ありがとうございました。


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寝ている間、舌の先を噛んで感覚が麻痺しています

【相談者】2017年3月26日 S 

寝ている間、舌の先を噛んだ状態で寝てしまっていたようで、痛みで目が覚めました。出血や腫れ、変色は全くありませんが、感覚が麻痺しています。自然に治るのでしょうか…。


【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

舌先には細い神経が網の目のように張り巡らされているため、舌を噛んだ際にこの神経が傷ついて麻痺が生じているのかもしれません。出血がなかったということは軽症なので、自然に治癒していくでしょう。

また、舌が傷つかなくても麻痺が生じる場合があります。食いしばり癖があると舌を前歯に押し付けるため、舌が痺れたようになるのです。その他、ウイルス感染や脳腫瘍、神経麻痺などで舌が痺れるケースもありますが、調べても理由がわからない場合もあります。


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プラリア(デノスマブ)による顎骨壊死

【相談者】2017年3月25日 W 

こんにちは。今、私は骨粗鬆症の薬でプラリアと言う半年に1度の注射薬の治療を行っております。今月の16日に2回目の注射を打ちました。注射を打ったばかりなのですが、最近 顎や歯茎の痛みがあり歯髄炎を疑っております。プラリアでの治療中でも歯髄炎の治療は可能でしょうか?抜歯等の治療は薬の副作用で顎の骨が腐れてしまう恐れがあると説明がありましたが、歯髄炎の治療も危険でしょうか?

又、顎や歯茎の痛みは既に薬の副作用の可能性もあるのでしょうか?ご意見聞かせて頂けると、ありがたいです。何卒よろしくお願い致します。


【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

プラリア(デノスマブ)は破骨細胞の働きを抑える抗RANKL抗体という生物学的製剤です。簡単にいうと骨がボソボソになって弱くなるのを防いでくれる薬です。骨粗鬆症に対して大変有効ですが、ときにMRONJといわれる顎骨壊死が生じる場合があります。

何らかの必要性から歯を抜いたり、外傷により歯が抜けたりした後は、骨が徐々にできて穴が塞がります。ところが、プラリアやビスフォスフォネート製剤などの骨粗鬆治療薬を使っていると骨の新陳代謝が悪くなり、骨に穴が開いた状態が続いて細菌感染も加わり、やがて骨が壊死していくのです。

顎骨壊死を防ぐためには、抜歯を必要とするような事態を避けることが肝心です。歯髄炎は早期に治療しなければなりませんし、顎骨壊死に関与する虫歯菌や歯周病が顎骨に拡がることを抑える措置も必要です。また、歯髄炎が悪化すると虫歯菌が根尖部から周囲の顎骨に拡がっていきます。この観点からも歯髄炎の治療は急ぐべきなのです。

さて、顎や歯肉の痛みの原因として歯髄炎を疑われているようですね。確かに歯髄炎があれば痛みがあってもおかしくありませんが、痛みの原因が歯髄炎とは限りません。詰め物やかぶせ物が欠けたり緩んだりして痛む場合や、歯にヒビが入って痛む場合もあります。歯ぎしりや食いしばり、歯周病により痛む場合もあります。他にも筋肉の痛みや神経損傷による痛み、ストレスなどの心理、社会的な要因による痛みもあります。


【相談者】2017年3月27日  W

ご返答ありがとうございます。とてもわかりやすいご説明で、助かりました。近所の歯科医が なかなか予約を取るのが難しいので、相談に対応して頂けて安心致しました。誠にありがとうございました。


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3週間位前から上前歯裏側に痛みが出ました

【相談者】2017年3月20日 H 

はじめまして、突然ですが相談をさせていただきたいと思います。

3週間位前から、上前歯裏側(ちょうど口を閉じたときに舌の先が当たる場所)に痛みが出ました。鏡で確認しても、見た目は発赤も腫れもありません。しかし、唾液を飲み込む際に触れるだけでも痛くなり、食事も苦痛になり、体重の減ってきてしまい辛くなったので、ネットで調べ、口内炎や口腔内カンジタ症を疑ったため、耳鼻咽喉科に受診しました。受診の際、抗菌薬、痛み止め(ロキソプロフェンNa錠)を処方され服用しましたが、ほとんど効果はなく痛みは軽減しませんでした。培養検査の結果は、菌など出ず、原因がわかりませんでした。その為、一度口腔外科の受診を勧められましたが、受診の前に相談させてもらいたくメールをしました。

・発症と思われる原因:歯磨きをして傷付けてしまった後に、痛み出しました。しかし、見た目には症状はありません。

・痛みの症状:表現としては、ヒリヒリしている感じです。舌などが当たるだけで痛みが生じるので、できるだけ当たらないようにしますが、患部をかばうことで、現在は舌までヒリヒリしています。そのため、食事や話をするのも大変になっています。

・治療中の病気:昨年からうつ病を患い通院中。この件で精神的に不安定になり、寝れなくなってしまったため主治医にも相談はしています。抗うつ病薬の副作用ではないかと相談はしましたが、その可能性は少ないといわれました。(処方されている薬:スルピリド錠、トラゾドン塩酸塩錠、ベルソムラ錠)

・既往歴:2年前に亜急性甲状腺炎を患いましたが、ステロイド等を服用し8か月かかり完治しました。

*受診をする前に相談した理由は、腫れや発赤などがないため、見た目は何ともありません。歯周病なども考えましたが、定期的に歯科受診しており歯茎もにも特に症状は見られません。市販薬で塗り薬やパッチなども試しましたが、効果はありませんでした。膠原病などの再発も考えました。

 このような概要ですが、一度口腔外科に受診したほうが良いでしょうか。もし、口腔外科でなければ、何科に受診すればよいでしょうか。ご助言、どうぞよろしくお願いいたします。


【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

歯磨きで傷つけたことから痛みが始まったようですが、すでに傷が治っているのであれば、傷による痛みではなさそうです。粘膜に異常がないのに痛みがある場合は、神経損傷後に発症する神経障害性疼痛が疑われますが、歯磨きによる傷では神経まで損傷されないため、神経障害性疼痛の可能性は低いでしょう。

粘膜や神経に異常がなくても、ストレスなどの心理・社会的要因により痛みが生じる場合があります。このような病気を「身体症状症」や「疼痛性障害」といいます。

うつ病の治療中ということですが、うつの一症状として痛みが起こる場合があります。また、脳腫瘍や脳梗塞、心筋梗塞や狭心症でも同様の可能性があります。何も原因が見つからない場合は本能性疼痛といいます。

耳鼻咽喉科では異常が見当たらなかったということですが、一度口腔外科を受診されることをお勧めします。それでも異常が見当たらない場合は、原因探しを諦めて痛みの改善を目指しましょう。痛みの治療についてはペインクリニックの先生を紹介していただくのも一案です。


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舌のひりひりが気になって眠れません

【相談者】2017年2月28日 H 

舌のひりひりが気になって眠れません。ここ数日、口の中にずっと違和感があり、歯茎が痛くなったり舌全体がひりひりしたり口の中が痛くて心配です。初めはやけどかなと思ったのですが、なかなか治らずどうしたらいいものか、どこの病院に行って何科に行けばいいのかわかりません。原因などわかりますか?


【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

舌がヒリヒリには2つあり、舌の粘膜が荒れて飲食時にしみて痛む状態と粘膜に異常がなく、飲食してもあまり痛まず、いつも痛みが続くという状態です。

前者はドライマウスや口内炎、扁平苔癬、カンジダ症、貧血などにより、粘膜に異常が生じた状態で、後者は舌の感覚を伝える舌神経の異常によるものです。歯科か口腔外科を受診されることをお勧めします。


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歯科金属アレルギーからくる皮膚炎

【相談者】2017年2月27日  

はじめまして。いきなりの長文メール失礼致します。

歯科金属アレルギーを疑い、6年程前にオールセラミックにしました。(思い返すと金属アレルギー以外原因が見つからず、自己判断ですが金属が原因だと思ったのは小学生の頃歯科治療で銀歯やアマルガムを入れたあとに足指の間に水泡ができました。それから何年かしてピアスをあけた後酷いニキビを発症しました。今思えば歯科治療の金属やピアスから金属アレルギーの皮膚炎をおこしていたんだなと思います。でも当時は全く分かりませんでした。)

その金属アレルギーからくる皮膚炎(脂漏性皮膚炎のような顔からフケ?角質が細かく剥がれます。角栓がたまり赤ニキビや白ニキビが顔・首・胸・背中にでき)長年悩んでいまして歯科金属アレルギーにたどり着き、6年程前にオールセラミックにしました。それからは以前より皮膚炎はマシになったのですが完治には至らず、最近また化学物質に過敏になり化粧品やシャンプー、石鹸などにもアレルギーが出るようになりました。香料も駄目です。基礎化粧やファンデーションなどは使ってません。 ポイントメイクのみ金属アレルギー対応にし、普段の生活は調理器具や食べるものはできるだけ金属成分の少ないものにしたり、染料などにも気をつけてできるだけ金属を避けてますが、正直辛いです。皮膚炎が酷くなると外に出たくなくなるので、外に出れるレベルを保つために頑張っています。それでも、どこかしらに皮膚炎がある状態で酷いときとマシな時の差が激しく憂鬱な毎日です。

金属アレルギー(自己判断ですが安価アクセサリー、コーヒーチョコ、抹茶、貝類、豆類、金属を多く含むものを使用したり食べたりすると皮膚炎が悪化してきます。魔法瓶に入れたインスタントコーヒーはテキメンでした。。)と、ミネラルアレルギー持ちで(これは皮膚科でパッチテストをした時に酷く反応がでました。ミネラルウォーターとミネラルコスメに反応し、しこりのようなニキビができました。)

あとは金属を含む食材をわざと食べて独自で金属アレルギーを判断しました。◎ニッケルと亜鉛がとくに駄目でした。次に△マンガン、スズ、銅、コバルト、クロムという感じです。酷くなったりおさまったりする皮膚炎に本当に悩んでいます。

ネットで根管治療をしたら原因不明の皮膚炎が完治した記事があったのを知り、少し希望がみえたので歯科金属アレルギーについて詳しく教えて頂きたいです。ですが歯科金属を全て除去するのは不可能(沢山種類があればアレルギー検査も沢山しないといけない)だけでなく、人間が生活する上で金属とミネラルは必要不可欠なのは承知しております。ただ不要な金属とアレルギー反応が強く出る金属をできるだけ除去すれば今より皮膚炎はマシになるのではないかと思いました。

聞きたい事をズラズラ書き長くなりましたが、お返事宜しくお願い致します。


【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

皮膚科でパッチテストを受けられたということですが、歯科用金属を網羅していたのでしょうか。パッチテストや経口負荷テストの結果からどのような材料が使えるかについて明確にし、使用可能な材料を用いて歯を修復していくことになるでしょう。

同時に、皮膚科領域のアレルギー体質の改善が必要です。抗アレルギー剤やステロイド、漢方薬などによる薬物療法を行いながら、生活習慣や食生活の改善を心がけましょう。


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外科矯正後の口角あたりのしこり

【相談者】2017年2月16日  

2年前に上下顎の外科矯正を行いました。そこから腫れは引いていったものの、口角あたりに血腫?しこり?があり、笑ったり話しづらかったりします。また、そのせいで頬がたるんで見えます。2年経っているのですが、口腔内を切開して、しこりを除去することは可能でしょうか?


【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

外科矯正は顎の骨を切断して移動させ骨格や歯並びを修正する手術ですが、口角付近を切開することはありません。手術で口角を引っ張ったとしても、その程度で血腫やしこりができることはありません。

また、切開すれば術後に内出血を起こして血腫ができることはありますが、しばらくすれば消えてなくなるので、術後2年間も残存することはありません。血腫と似た蔓状血管腫であれば2年間変化しなくてもおかしくはありませんが、蔓状血管腫は手術によって生じるものではないため、今回のケースには該当しません。

以上の観点から、血腫ではなく手術によって生じたしこりである可能性があります。手術の際の粘膜の切開や粘膜下組織の剥離でできた瘢痕組織、あるいは肉芽組織ではないかと推察します。口角ではなく、口角付近にこのような組織が生じたのでしょう。

瘢痕組織と肉芽組織はいずれも手術で取り除くことができますが、術後に同様のしこりが再び生じる可能性はあります。


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口の中が痛くて気が滅入っています

【相談者】2017年2月13日  S

初めまして。母の口の痛みで悩んでいます。漢方、口腔外科、内科、歯科その他凡ゆる物を試しましたが駄目でした。3年前に大腸癌を患い手術しましたが、ステージ3bでした。抗がん剤治療は断りました。橋本病も患っています。

口の中が痛くて気が滅入っています。何か良い治療法はありますか?大腸癌の事は母には未告知です。本人は知りません。何とか口の痛みだけでも取ってあげたいのですが…お返事お待ちしております。よろしくお願い致します。


【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

口の中の痛みには大きく分けて2つあります。 粘膜が荒れて食事の際に痛む場合は、通常貧血や口内炎が原因として疑われますが、今回はドライマウスで粘膜が荒れている可能性が高そうです。橋本病に罹っているようですが、同様の自己免疫疾患であるシェーグレン症候群を併発している可能性もあります。この病気は口の乾きが特徴で、ドライマウスになるとカンジダ症というカビがはびこる病気に罹りやすくなるため、口の中も痛くなりがちです。一度、検査を受けられることをお勧めします。

もう一つは、舌や顎の感覚を司る神経に異常が生じることによって痛みを感じる場合です。舌痛症や口腔灼熱症候群が該当しますが、抗うつ薬や抗けいれん薬、漢方薬などが痛みの緩和に対して効果的です。


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歯肉の腫瘍があり、切除した結果「異形成あり」ということです

【相談者】2017年2月9日  S

歯肉に腫瘍があり、2ヶ月ほど前に切除手術をし、生体検査をしてもらったところ、細胞に異形成が見られ、現在も経過観察の為に月1で通院しています。

しかし手術してから僅か1ヶ月ほどで患部に再度腫瘍ができて、予約日以外で何度も通院したところ、擦過細胞診をしてもらい、やはりクラス3という事でこれからも月1で経過観察を続けましょうと主治医に言われました。

私が今回の件で大変ナーバスになっており、主治医の方は「現在は癌ではないので大丈夫です」と断言していますが、最近では患部の裏側の歯茎にまで腫れが広がっていっており、このまま毎回のように視診のみをされてる状態で大丈夫なのだろうかと、不安になっております。


【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

歯肉の腫瘍があり、切除した結果「異形成あり」とされたということは、白板症で隆起するタイプの丘型か疣型が考えられます。白板症自体は痛みもなく、放置しても特に困ることはない病気ですが、稀ながら癌になることもあるため注意が必要です。

白板症の原因は不明ですが、喫煙や飲酒、不良補綴物、ビタミン不足、ドライマウスの関与が疑われています。喫煙される場合は禁煙し、過度な飲酒も控えた方がいいでしょう。ビタミン不足などの栄養状態に問題があれば注意し、歯の被せ物(クラウン)や詰め物(インレー)、入れ歯、矯正装置、マウスピースが合わない場合は修正が必要です。ドライマウスが疑われる場合は唾液の検査を受けましょう。

2か月前に切除した部分が1か月で再発したのであれば、より広い範囲の切除についてご相談されることをお勧めします。


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左唇口角の少し下あたりの5mmくらいのできもの

【相談者】2017年1月28日  K

こんにちは。初めて相談させて頂きます。昨日気がついたのですが、左唇口角の少し下あたりに5mmくらいのできもののような物(腫瘍?)ができていました。見た目にはわからない状態、口内は白・黒・黄色等の変化腫れ・突起は見られません。触るとコリコリした物があることがわかります。

現状、痛みも無く生活に支障はありません。ですが今までの口内炎とも違うようで、とても心配です。どのような病名が考えられますか、また何科に受診すればよいのでしょうか?


【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

下唇粘膜か頬粘膜に無痛性の腫瘤があるようですが、この部分に多発する病気に「粘液のう胞」があります。口唇腺という唾液腺が傷ついて唾液が周辺に漏れだし、粘膜が風船のように膨らむ病気で、粘膜を切開してのう胞と傷ついた口唇腺を摘出する手術を行います。

その他に静脈湖(蔓性血結腫)、リンパ節、異物の迷入、線維腫、唾液腺腫瘍、口唇ガン、頬粘膜がんなどの可能性があるため、歯科や口腔外科、耳鼻咽喉科を受診されることをお勧めします。


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左上1番のポツッとしたできもの

【相談者】2016年12月9日  H

20年前に事故にあい前歯右1番が抜けてしまいました。そのため左1番と右2番とでブリッジをしました。左1番はもともと神経はない歯でした。もう何か月も前からだと思いますが左1番の上唇小帯の右(写真では)ところにポツっとしたできものができれます(針でつついたような膿のような白いもの周りが赤色)。たまに歯磨きすると出血します。

この左1番の歯の根っこの歯はかなり黒くなっており、(この前ブリッジがとれて鏡で見たところ)つかれると痛みが出たりしますが、まだ使えるとゆうことでそのまま外れたブリッジをつけました。疲れると左の1番の歯のあたりがジンジンします。また治りますが。ずっとあるのでこのできものが癌とかの悪いものかと心配でたまりません。またこの根本もこのまま放置しておいといてよいのでしょうか?


【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

左上1番のポツッとしたできものは、線維腫や乳頭腫など良性の腫瘍の可能性が高いと推察しますが、癌の可能性も否定できません。

膨らみが硬い場合は、単に骨が膨らんでいるだけの場合もあります。あるいは傷ついたり、異物が入り込んで傷跡が膨らんでいるのかもしれません。

頻繁に見られる症状はフィステル(サイナス・トラクト)で、歯の根の先の病巣が原因で付近の歯肉が膨らんでいる状態です。その場合は根管治療が必要となります。他にも歯周病や歯根破折の影響によりできものが生じる場合があります


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