年齢 |
性別 |
相談日 |
30代 |
女性 |
2008年7月24日 |
【相談者】2008年7月24日 30代 女性 A
エプーリスといわれ外科手術をしましたが腫瘍部分だけでなく周りの歯茎もはがしてひっぱって縫いつけたため前歯の上の辺りがいびつになっています。そこまでしなくてはいけなかったのでしょうか?きれいになおりますか?
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
エプーリスは歯の周囲の歯肉に生じるできもので、炎症による場合と良性の腫瘍の場合がありますが、いずれの場合もエプーリスの部分を切り取る(摘出)ことになります。
また、エプーリスの大きさや形によっては、術後に歯肉が引きつって変形するケースがありますが、ある程度は仕方のないことです。なお見た目が悪い、あるいは歯磨きがしにくいという場合には、傷が回復してからもう一度整形手術を行う場合もあります。
年齢 |
性別 |
相談日 |
40代 |
女性 |
2008年7月16日 |
【相談者】2008年7月16日 50代 女性 M
3年前から口と唇の違和感に悩んでいます。きっかけは歯科で歯周病治療を週2回受けつづけた際、薬を毎回塗られ、最初はなんともなかったのですが、2年目あたりから上アゴがヒリヒリ、唇もピリピリ。
それからは、口腔外科、耳鼻咽喉科、皮膚科、医大で血液検査も受け、アレルギーのパッチテストもしました。結果、これといった重大な病は見当たらないと。ドライマウスかな?とは変わった歯科医の話で検査はナシ。
不安神経症でかれこれ安定剤を26年位のんでいることも関係あるのでしょうか?この頃は、半ばあきらめてあいますが、治るものなら治りたい、なおらないなら、こういう病で悩んでいる人と慰めあいたいです。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
歯周病の治療で薬を塗り続けていて、上アゴと唇に違和感が生じるようになったということですが、薬が原因だとすると、そのような影響を及ぼす薬について該当するものがありません。また、抗生物質のジェルを注入する場合がありますが、その副作用であれば、治療を中断すればすぐに治るはずです。
従って、消毒薬による過敏症や毒性による粘膜の荒れが疑われます。もちろん、本当に薬剤が引き起こした問題なのかについては、今となっては究明できません。
お悩みの症状については、ドライマウスによる粘膜の性状悪化のように思われます。ドライマウスの原因はさまざまで、それぞれの原因に応じた治療法がありますので、一度診察を受けられることをお勧めします。また、ドライマウス研究会の「ドライマウス患者友の会」に入会されるのも一案です。
www.koku-naika.com/p248drymouth1.htm
年齢 |
性別 |
相談日 |
60代 |
女性 |
2008年7月13日 |
【相談者】2008年7月13日 60代 女性 MR
4年前に奥歯にぶぶん入れ歯を入れ、前歯7本を差し歯に致しました。その頃から涎が多く出る様になり、その後入れ歯の当たるあたりに強い痒みが出始め不快な日常生活の中2年前に心筋梗塞で倒れドクターヘリで高度救急救命センターに搬送され、心肺停止の状態から奇跡的に回復致しました。医師から何か前触れがあったはずですがと言われましたが、毎日口腔内の痛痒みの違和感で鬱状態だったので、全くきがつきませんでした。
その後心臓が回復するのと比例して、又口腔内の不快が戻り、金属アレルギー、脳ドック、CT検査等を重ねましたが、異常は見つからず、歯科医の先生も部分入れ歯の素材を変える等くろうして下さってますが、症状は次第に変化してきて、最近は、梅干を口に含んだ時に耳の奥からツーンと来る様な感で涎が出始めて、耳の奥がむず痒い様な症状が24時間表れ初めております。
今まで大学病院の口腔外科,脳外科、心療内科等受診してまいりましたが、受診する科を間違えて診て戴いてきたのでしょうか。耳鼻科の受診を受けた方が良いのでしょうか。毎日が憂鬱で1日も早くこの口腔内の原因不明の違和感から開放されたくご意見を伺いたく書き込みました。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
心筋梗塞の一症状として、最初に顎や歯の痛みが生じる場合があります。しかし、心筋梗塞から回復しても口腔内の痛痒みが残存しているということから、心筋梗塞とは無関係の症状であると考えられます。
お問い合わせの内容から推測すると、口の中の症状はドライマウスが原因とも考えられます。耳の奥にある耳下腺から口の中に出てくる唾液の流れが悪くなっているため、むずがゆくなるのではないでしょうか。唾液(涎?)が多く出るように感じるのは、唾液の飲み込み障害が起こった結果、口の中に唾液が溜まりやすくなっているのではないかと考えます。
年齢 |
性別 |
相談日 |
30代 |
男性 |
2008年7月11日 |
【相談者】2008年7月11日 30代 男性 T
お忙しい中、失礼いたします。親知らずを抜いたあと4ヶ月ほどたつのですが、抜いた歯近くの頬が固くなったような感じが続いています。こないだ歯科でレントゲンをとってもらって見てもらったのですが、「様子を見ましょう」と言われただけで、原因は分からずじまいです。
ネットで調べたら三叉神経痛に該当するのかとも思うのですが、先生の意見をお聞かせいただけませんでしょうか。よろしくお願いいたします。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
実際に口の中を見ていないためはっきりしたことは言えませんが、おおよその見当はつきますので、推測の範囲でお答えします。
埋まっている親知らずを抜く際に、歯肉を切開したり歯の周囲の骨を削ったりした場合、術後に周囲が固くしこりのようになるケースがあります。これは瘢痕化という術後の炎症反応で、特に異常はありません。時間の経過により徐々に元の柔らかい状態に戻りますので、お待ちになってください。
なお、三叉神経痛は症状が全く異なり、突然の強烈な痛みが一瞬生じた後、その痛みは消えてしまいます。つまり痛みが出る病気であり、固くなる病気ではありません。
年齢 |
性別 |
相談日 |
40代 |
女性 |
2008年7月4日 |
【相談者】2008年7月4日 40代 女性 K
4月の終わり頃、下歯茎が腫れてきました。かかりつけ医に行った所、「エプーリス」との診断で大学病院の口腔外科で切除しました。婦人科の方でHRTを受けているのでホルモンバランスの狂いにより「妊娠性エプーリス」とのことでした。
腫瘍の周り1mmを含め、6mmの腫瘍を切除、病理検査に出してもらいました。病理診断の結果、Pyogenic granuloma with bone formation との事でした。昨日担当教授から、「骨を形成しているケースはまれなことで、病理から骨肉腫を最初に指摘された。99%心配ないけれども、月に一回経過観察します。」と言われました。
口腔内の骨肉腫とは稀なのでしょうか?それは切除病変を診断して確定しないのでしょうか?また、経過観察だけで大丈夫なのでしょうか?万一、骨肉腫だとすれば、最初の切除は周り1mmしか余分に切除していませんがそれで大丈夫でしょうか?宜しくご解答ください。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
エプーリスとは歯周組織に細菌感染などの炎症が起こり、その結果歯周組織が膨らんで腫瘤が生じた状態をいいます。切除して組織検査を行うと、「線維」「肉芽」などの組織が顕微鏡下に観察できます。
これらの組織は、炎症が起こった結果として、歯周組織が変化してできたものです。検査結果を翻訳すると「骨形成を伴う化膿性肉芽腫」となります。炎症が起こると時々骨ができることがあり、「まれ」ですが特別に異常なことではありません。
口腔内の骨肉腫は、口腔の病気としてはまれです。骨肉腫の病理診断はとても難しく、口腔病理の専門家でも多数の検査を組み合わせて行ったうえで、ようやく確定するという場合が多いものです。骨形成性エプーリスの場合は、骨肉腫ではないと確定して診断するのが困難なため、一応念のために様子を見ているだけなのではないでしょうか。
万一骨肉腫であった場合は、腫瘍周囲の正常な組織を5cm切除するのが基本です。ただしこの基本は、手足の骨の骨肉腫の場合です。口腔・顔面の骨肉腫の場合はもう少し小さな範囲で切除しますが、1mmでは全く不十分なため、広い範囲で骨(歯も含む)を取り除くことになります。
年齢 |
性別 |
相談日 |
20代 |
男性 |
2008年7月4日 |
【相談者】2008年7月4日 20代 男性 SP
親不知の移植をしました。その結果、下顎の骨が膨らみ、まったく治りません。もう1か月は経過しています。別の歯医者へ行くと、治らないと言われ、骨を削る方法しかないと言われました。
しかし、骨を削った箇所にまた骨がくっついて腫れを引き起こす可能性もありうると。モデルの仕事をしているので、どうしてもこのままでは仕事ができません。骨を削るのは、可能と思われますか?それとも危険と思われますか?ご意見お聞きしたく、質問いたしました。お願いします。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
残念ながら、メールの内容だけではよくわからない部分が多く、適切な回答は不可能です。
>下顎の骨が膨らみ、まったく治りません
術後1週間程度であれば、手術のダメージとして腫れてもおかしくないのですが、1ヶ月も治らないのは「腫れ」が原因ではないと思います。歯を移植したために、歯の大きさの分だけ膨らんでいるのではないかと推測します。歯がなくなって骨がやせている場合には、外側(頬側:きょうそくといいます)に歯を傾けて移植する(傾斜埋入といいます)場合があります。その場合は、歯が原因で頬が膨らむことがあります。
もし腫れでないのなら、歯や骨を削って整形する必要があるでしょう。
>骨を削った箇所にまた骨がくっついて腫れを引き起こす可能性もありうる
この部分がよくわかりません。骨を削れば一時的に腫れるでしょうが、「また骨がくっついて」という事態は起こらないと思います。骨を削るか、移植した歯を抜くか、あるいは歯を矯正治療で移動させるという方法が考えられますが、何分メールでは現状がよくわからないため、お答えするのは困難です。
www.koku-naika.com/p30.htm
年齢 |
性別 |
相談日 |
80代 |
女性 |
2008年6月29日 |
【相談者】2008年6月29日 80代 女性 T
80歳、2年前にガンマーナイフを鼻の横にしたが今年初め頃より唇と舌先の痺れや唇のタダレがあります。顔面神経痛からきているのでしょうか?またなにか治療方法がありますか?
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
さまざまな可能性が考えられますが、可能性が高いのは放射線照射の後遺症です。ガンマーナイフは腫瘍のみに放射線を集中させることができ、周辺の正常な組織への悪影響が少ない、優れた治療法といえます。
とはいえ多少の影響は避けられず、おそらく唾液腺組織が放射線により萎縮し、機能が低下しているのでしょう。そのため、唾液の量が低下してドライマウスになり、その影響で舌先の痺れや唇のただれが生じたと考えられます。
治療法としては、放射線照射後のドライマウスに対して効果的なサラジェンという薬を中心に、多様な方法があります。
ただし、他にも腫瘍の再発や神経痛などいろいろな可能性がありますので、2年前に治療を受けた病院で、再度診察を受けられることをお勧めします。
年齢 |
性別 |
相談日 |
40代 |
男性 |
2008年6月23日 |
【相談者】2008年6月23日 40代 男性 M
昨日に顔のほっぺたから首筋にかけて、異常なくらい腫れあがりました。早速、本日朝、かかりつけの内科に検診に行ったところ『左顎下リンパ線炎』と診断されました。帰りにお薬を貰いました。(キサフロール・ノイチーム・ロキソニン。)特に背蜜検査、必要ないでしょうか?
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
一般的に、顎下リンパ節炎とは顔面のいずれかの箇所に細菌感染などの病変があり、顎下リンパ節が腫れている状態です。具体的な部位としては、顔面の皮膚、口、歯、鼻、副鼻腔、眼です。これらに異常がありそうなら、その部分を担当する診療科で診察を受けることをお勧めします。
また、顎下リンパ節自体に異常がある場合もあります。伝染性単核症、亜急性壊死性リンパ節炎、悪性リンパ腫などです。これらの場合は内科、耳鼻咽喉科、口腔外科などを受診しましょう。
年齢 |
性別 |
相談日 |
30代 |
女性 |
2008年6月18日 |
【相談者】2008年6月18日 30代 男性 E
初めまして。相談に乗って頂きたくメール致しました。現在35歳女です。ここ数ヶ月前から左顎にしびれるような感じがあります。毎日ではなく1週間に1~2回程です。最近では喉?首?の左側だけが痛くなり、唾を飲んだりすると左側だけ痛みます。歯医者で抗生剤を貰い服用しましたが改善されません。
それが原因か分かりませんが舌の左側だけも痛いです。ピリピリというかヒリヒリというか・・・ひどい痛みはないのですが、舌に口内炎が出来た時のような痛みが常にあります。何か重い病気なのでは・・と不安です。昨年、右耳の後ろが一瞬にしておたふくの様に腫れた事があります。その時は耳鼻咽頭科でMRIを撮り異常なしでした。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
下顔面から頚部のしびれ、痛み、腫脹ということで、大変気になる症状です。神経症状を伴うことの多い耳下腺ガンや、側頭部の脳腫瘍の可能性があります。また、血管の異常などで起こる神経マヒや神経痛、ヘルペスウイルスの感染も考えられます。
早急に耳鼻咽喉科、口腔外科、脳神経外科を受診されることをお勧めします。
年齢 |
性別 |
相談日 |
20代 |
女性 |
2008年6月10日 |
【相談者】2008年6月10日 20代 女性 YH
こんにちは。サイトを見て相談にのって頂けたらと思いメールしました。私は現在27歳です。20代前半のころ非常にハードな仕事をしていて、食生活も非常に乱れに乱れていました。睡眠もろくにとれていませんでした。その頃から、左の奥歯の後ろの歯茎が腫れるようになり、嫌な匂いの出血がたびたび出るようになりました。
今は西日本の某市に住んでいます。こちらにきてからも、この症状のためにいくつも歯科を受診しましたが、どの先生も何が原因か教えてくれないし、歯間ブラシをしたほうがいいとか、しない方がいいとか、おっしゃられることもバラバラです。どこへいっても、何をしても埒があきません。
歯間ブラシは一日1回夜していますが、嫌な匂い(何かの腐ったような)匂いの血が着いてきます。私自信、これが非常に気持ち悪いし、他のことをしてても時々匂う時があるし、原因も分からないので、不安です。この歯茎は体調?によって腫れたり、出血の量が変わったりしてる気がします。
あと、隠してもしかたないので全部いいますが、私は思春期から自分の食行動をコントロールしがたく、「おかしいかも?」と冷静に思い始めたのが20代半ばで、そこからいろいろな心療内科や内科に行きました。内科では、昨年の夏にHbA1cが8.0を超えて「糖尿病といっていい状態です。」と宣告されました。
でも、私は食行動(特に夜中の過食)を止められず、これの原因を知るためとゆうか、治したい一心で、いくつもの心療内科を受診しましたが「うつ状態、自律神経失調症?」などといわれ、数種類のうつ病用?の薬を何週間か飲まないと効果がでないと言われたので、吐き気などの副作用を我慢しながら飲み続けましたが、全く過食に対する効果はありませんでした。
2年以上、過食(ときどき全く食べなくなることもあり)が一体なんで起きるのか分からず、ついに私は、あるクリニックの先生に「先生私は本当にうつですか。」と聞いてしましました。直後先生は間髪おかず「じゃあ、摂食障害や。」と言われました。じゃあ、最初からそういってと思ったり、いままでの効かない薬で苦しんでいたのはなんだったのかとか思いました。
今は、大学病院で、精神神経科の摂食障害専門の医師と同院の生活習慣病センターの内科の医師に見ていただいています。レキソタンという薬を処方されはじめてから、過食の衝動をコントロールできるようになりました。
精神神経科の医師は大変忙しくちょっと怖く、さらにそっけないですが、「君は過食が主の吐かない(吐きたかったけど、はしをつっこんでも吐けなかっただけ)タイプで下剤乱用型の太るタイプの過食症や。」といいました。
さらに私が過食に走る理由を「君は親などの愛情に対する飢餓感と誰も自分の話を聞いてくれない不安感を払拭したり埋めたりする代わりに精神安定剤として食べ物を詰め込んでたんや。」みたいなことをおっしゃられました。
私は子供の頃からいじめや、親に放置されたりなどで、たしかに言われてみれば不安、ストレスの多いとき、夜眠れないときに親に包丁をつきつけられたのを思い出した時など、過食に走っていました。
大学病院にかかってからは、まだ過食の衝動に負けたことはありません。精神神経科の医師は怖いですが、日常生活は過食から解放され、眠剤も効き、眠れるようになったので楽になりました。
5月にあるクリニックで採血した結果がHbA1c 8.8です。その後、大学病院ではない病院(5月に採血したクリニック)でサノレックス(マジンドール)とゆう食欲抑制剤を処方されて、それが激しく効果があり、ほぼ3週間一日400キロカロリーくらいの生活をしていたので、6月の採血の結果がHbA1c 6.3でした。(3週間で体重7キロ前後落ちましたが、体力さらになくなりました。)
大学病院の内科の先生に歯茎の出血のことを相談したところ、「この大学病院には口腔外科や歯科がないので、悪いけど自分で歯科か口腔外科さがしていってもらうしかない。」と言われました。
私はいろんな、内科、心療内科、精神科行きましたが、「うつ状態?自律神経失調?摂食障害、糖尿病」以外の診断は受けていません。(糖尿病は実際いつからなのかは、分かりません。確定は去年の夏ですが、もっと早くなってた可能性もあります。)
自分ではあまりの不安で人格障害でもあるのではないかと危惧していましたが、それは指摘されたことはないし、医師によっては否定されました。私は過食と食べないの繰り返しで体力が激減し、一日5時間くらいしか働けないのでアルバイターの身ですが、過食(たまに食べない)を治し、糖尿病をコントロールし、半年、1年かかっても正社員になって再び自立したいと思っています。
先生にご相談とお願いをしたいのは、この歯茎の腫れと出血は一体なんなのか教えてほしいのと、対処法があれば教えて欲しいです。私は、この数年この不快な匂いの出血で気持ちが悪いです。単純に歯磨きをしていても出血することもあります。お忙しいところご面倒かとも思いますが、長い間つらいので、もういい加減治りたいです。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
奥歯の後ろの歯肉が腫れる原因について、考えられることを挙げてみます。まずはじめに疑われるのは、歯周病です。奥歯は歯磨きが難しく、かつ磨き残しが生じやすいため、歯周病の症状が出現しやすい部位です。
他には口内炎、化膿性肉芽腫、血管腫、歯肉ガン、梅毒、結核など、腫れたり出血したりする病気は多くあります。しかし、何軒もの歯科にかかられても、これらの病気を指摘されていないようですから、可能性としては低いといえるでしょう。
総合すると、やはり歯周病を疑うべきでしょう。歯周病かどうかについては、レントゲンなどの定まった検査法により簡単に判別することができます。また、他にも糖尿病やドライマウス、薬の副作用、飲食習慣など歯周病を悪化させやすい因子があり、これらの問題が複合的に関連していると思われます。