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【相談者】2014年3月30日 女性H
はじめまして、他院での話ですが、よろしくお願いします。去年の12月末日、歯の治療でレントゲンを撮ったら、違うところに虫歯が発見されて、麻酔が必要で治療をはじめました。
麻酔を打って数分で、気分が悪くなり動悸がして手足が冷たく、寒気も出てきて頭を起こすとさらにしんどくなりました。先生はしばらくしたら落ち着くから大丈夫と言われて10分くらい横になっていましたが、改善せず、治療を中断してとりあえずかぶせてある所をうめて、後日体調が良くなったら予約して下さいと言われて終わりました。
翌日にはかぶせがとれてしまったのですが、風邪もひいていたようでそのまま元気になってから行こうと様子をみていたら、花粉症の季節に入りずっと体調がよくなくてそのままにしてました。それにまた麻酔をしてその時みたいに気分が悪くなると思うと恐くなってなかなか行けず、相談もできませんでした。いままで虫歯治療をしていて麻酔もよく使いましたが、こんなのははじめてです。これは麻酔薬のアレルギーですか?今後麻酔が必要な治療はどうしたらいいですか?
それと、花粉症で耳鼻科よりショウセイリュウトウとプランカスト1回2錠朝夕・アラミスト点鼻薬・エピナスチン眠前1錠を内服中ですが、3月28日の夕方からポタポタと鼻水と微熱がでて昨日の土曜日に耳鼻科受診したら、風邪も併発していると言われクラリスロマイシン200mg1回1錠1日2回とショウセイリュウトウが開始になりました。
夜8時くらになって熱が38.4に上がり徐々に治療途中の歯が痛くなってきました。もしかして治療途中のところをふさいでいないから、バイキンが入ったのでしょうか?急に上がった熱の原因はここにあると考えられますか?こういう状態ですが、ひぐち歯科さんでもみてもらえますか?
ちなみに検査にてインフルエンザはマイナスです。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
麻酔薬のアレルギーから動悸や眩暈などが生じる場合もありますが、痛みや緊張がこのような状態を引き起こす可能性もあります。また麻酔にも種類があるため、種類の違いや体調の変化なども関係しているかもしれません。
鼻水と微熱については、虫歯の状態を直接診ていないので何とも言えませんが、風邪を引いて全身の免疫力が低下し風邪による歯痛が生じた疑いはあります。
もちろん当院でも診療は可能ですが、まずは以前かかられた歯科に相談されることをお勧めします。そこで使用した麻酔の種類や当時の状況を考慮した上で別の麻酔を行うか、通常の方法が合わない場合は、より安全性を確保できる病院へ紹介してもらえるはずです。
年齢 |
性別 |
相談日 |
50代 |
女性
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2014年3月17日 |
質問
2年前に耳の前付近の痛みが続いた時に、樋口先生にご相談して夜中の食いしばりが原因とわかり、マウスガードの使用でお陰様で、たまに痛みがあるくらいでおりました。ところが十日前に整形外科で受けた首の牽引の最中に、耳の前付近にずっと違和感があり、やばいかなーと不安になりました。その後も以前より痛みが気になったり、口をしばらく開けていると痛くなってきます。顎に悪いことが起きたのか、自然に治っていくのか、ひやすのと温めるのとどちらが良いか、牽引はやめた方がよいのかなど、よろしくお願い致します。
回答
整形外科での首の牽引により頸椎の変位や近接、頸髄への圧迫による症状が改善します。ただし下顎を頭頂方向へ牽引することは頸髄への負担を軽くする効果がある一方、顎関節に対しては悪影響が生じる場合もあります。
顎関節についても、圧迫される方向に偏位すると痛みや雑音、開口障害が起こる可能性があります。下顎を頭頂方向に牽引するという行為は顎関節を圧迫することになるため、下顎を下方や前方に動かす体操をすることにより、顎関節の関節腔が拡がって症状が改善します。
牽引により耳前方にある顎関節の違和感や痛みが生じたのであれば、牽引の強さの変更もしくは中止を検討された方がよいでしょう。首の症状も考慮する必要があるため、整形外科の先生とよく相談されることをお勧めします。
また、顎関節周辺の痛みが顎関節症による場合は、安静にすることで強い痛みは軽減するはずです。強い痛みに対しては冷却し、鈍い痛みは顎関節を動かす体操を行って温めると効果的です。
顎関節の痛みイコール顎関節症とは限りません。顎関節の細菌感染による炎症性顎関節炎や骨の亀裂などによる外傷性顎関節炎、外耳炎、副鼻腔炎、副咽頭隙の細菌感染や腫瘍、舌咽神経痛など、他の可能性も考えられます。一度、歯科か口腔外科を受診されることをお勧めします。
年齢 |
性別 |
相談日 |
30代 |
女性
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2014年3月14日 |
質問1
上顎の歯が痛み出してから数年経ちます。その後、目の奥の痛みを伴い、顔面痛を発症しております。現在、食い縛りもあるので、ナイトガードを装着していますが、仕事や運転をすると、必ず左側の目、歯、顔面が痛くなり、痛み止を飲んで休むの繰返しです。
以前顎関節手術、網膜剥離手術をしており、眼科、歯科に通院していますが、原因がわかりません。歯科の先生は、三叉神経の可能性を指摘され、脳神経を診察してみてはどうかとのご意見です。
大学病院で検査、治療をしないといけないのか、どこの科に行けば痛みがとれるのか、悩んでおります。
回答
上顎の歯の痛みがあることから虫歯や歯周病、歯根破折、根尖病変、骨髄炎などの可能性が考えられます。また、目の奥の痛みは緑内障、視神経炎、眼精疲労など目の病気の可能性が疑われます。
しかしながら歯科や眼科で原因不明と判断された場合は、上記の病気は該当しないのでしょう。三叉神経痛は瞬間的な激痛が特徴ですが、痛みは短時間で消失します。一定時間痛みが持続するのであれば、三叉神経痛の痛みではなさそうです。
ご相談の内容から、上顎や眼球の近くにある上顎洞や節骨洞、蝶形骨洞などの副鼻腔に炎症が生じる副鼻腔炎の可能性が考えられます。一度、耳鼻咽喉科を受診されることをお勧めします。
一方、食いしばりがあると上顎や眼球に痛みが起こる場合があります。夜間はナイトガードを装着されているようですが、日中の食いしばりについても注意が必要です。
片頭痛や群発頭痛は目の奥や上顎に痛みを感じる場合がよくあることに加え、脳腫瘍や脳卒中による痛みの可能性もあります。診療科は神経内科や脳神経外科となりますが、MRIやCTが設置されている病院であれば、必ずしも大学病院を受診する必要はないでしょう。
【相談者】2014年3月13日 男性U
質問1
お忙しい中、すみません。私は3年前にあまりの歯に痛み総合病院の口腔外科にて診断で、上顎の右6番の歯を抜き安心していましたがましたが、しかし隣の上顎7番が痛み、あちらこちらの歯科・口腔外科、更にはペインクリニックを紹介され医療行為を受けましたが全く痛みがひきません。痛みは100とした場合70~85からという感じです。
現在はどうしようもないので痛みと付き合っています。更には私心療内科で双曲性障害と診断され現在も月1通っています。
何か利くお薬等は無いのでしょうか。また、あれば何ミリから始めたよいのでしょうか因みに以前にジェイゾロフト25mgをされたことがありました。現在は別の別の薬に変更さております。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
左側上顎大臼歯の痛みが続き、検査を行っても歯や歯肉、顎骨に異常が見当たらない場合は「非歯原性歯痛」ということになります。
非歯原性歯痛の原因は多種多様ですが、最も出現頻度の高いケースは食いしばりや歯ぎしりによって引き起こされる筋.・筋膜痛です。また歯や歯の神経を抜くことで神経が傷つき、痛みが持続する神経障害性疼痛の他、副鼻腔炎や脳腫瘍、狭心症、片頭痛、群発頭痛、疼痛性障害や本能性疼痛の場合も歯痛は生じます。
双極性障害に罹っているのですね。痛みはうつ病相の身体症状として現れる場合もありますが、精神安定剤による治療で双極性障害が改善すれば痛みはなくなる可能性があります。
神経障害性疼痛や機能性頭痛、疼痛性障害、本能性疼痛に対しては三環系抗うつ剤が有効ですが、双極性障害では躁病相を悪化させる恐れがあるため難しいでしょう。
また、抗うつ剤の他にも慢性的な痛みに対しては抗けいれん薬や麻薬性鎮痛剤、アセトアミノフェン、漢方薬なども効果がある他、局所麻酔薬の塗布やトリガーポイント注射、はり治療、認知行動療法などの治療法もあります。
一般的に薬は最少量からスタートし、症状の変化を観察しながら徐々に増量していきますが、時には複数の薬や治療を組み合わせる場合もあります。
年齢 |
性別 |
相談日 |
70代 |
女性
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2014年3月4日 |
質問1
1月上旬から2カ月間、硬口蓋の強い痛みが続いております。前歯中央の裏側、およびその左後方のデコボコ感が大きくなり、やや腫れたような感じで痛みが出ました。現在は、痛む場所が拡大し(硬口蓋前方部)、毎日痛くてたまりません。食事時は比較的痛みが無かったのですが、現在は、酸っぱいもの、熱めのものなどで痛みが強まります。痛みは、ヒリヒリとしたものです。(カンジタ菌によるものではありません)
私はシェーグレン症候群でドライマウスがあり、それが影響していると思います。ドライマウス用のうがい薬や塗り薬でも痛みが増します。とにかく、痛みが無くなるような対応が無いでしょうか。よろしくお願い致します。
回答
痛みは大きく3つに分類することができます。ひとつ目は粘膜が傷ついたり、口内炎などにより粘膜に異常が発生することによる最も一般的な痛みで、「侵害受容性疼痛」といいます。二つ目は外傷などで神経が傷ついたり、神経自体の異常によって生じる三叉神経痛の痛みなどで、これを「神経障害性疼痛」といいます。そして三つ目は、粘膜にも神経にも異常が見られない「心因性疼痛」ということになります。
今回は外傷による神経損傷や三叉神経痛のような発作的な痛みではないことから、神経障害性疼痛ではなさそうですね。食事がしみて痛むことから、粘膜の異常による侵害受容性疼痛の可能性が高いといえそうです。
粘膜の異常には口内炎、扁平苔癬、カンジダ症、ドライマウス、亜鉛欠乏症などがありますが、切歯乳頭から口蓋皺襞にかけてこのような粘膜の異常が生じていると推察します。
原因を究明した上で根本的な治療を行うのがベストですが、原因がわからない場合や判明していても取り除けないケースもあります。そのような場合は軟膏やうがい薬、鎮痛剤の内服などにより痛みを緩和する対症療法を行います。また、口蓋保護床というマウスピースのような装置を作り、食事中に使用する方法もあります。
年齢 |
性別 |
相談日 |
60代 |
男性th |
2014年3月2日 |
【相談者】2014年3月2日 男性th
質問1
ここの相談にあった【相談者】2012年10月14日 女性YT身体表現性障害で11年位とその後舌痛症になって3年位。今心療内科にかかっています。起きている間はずっと舌がビリビリしています。食べ物が歯にくっつき食べるのに時間がかかると相談のあった方とまったく同じ症状で歯科にかかり医者に話したら嚥下障害だから樋口先生の回答にあるような舌接触補助床を作製したらどうかと言われました。
それは入れ歯のようにずっとつけていなければならないでしょうか。このような症状に対して効果があったという事例はあるのでしょうか。また保険は使え得るのでしょうか。 よろしくお願いします。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
食事の際に舌がピリピリするのは、舌炎など粘膜の異常が疑われます。しかし、一日中ピリピリしている場合は粘膜表面ではなく、舌の知覚や痛覚を司る神経の問題である可能性が高いと推察します。このようなピリピリ感は舌痛症の典型的な症状です。
舌接触補助床の装置を入れると、舌と口蓋の間に生じる空間を封鎖することが可能となります。その結果、口蓋の粘膜に食物が付着して残るという事態を防止することができることに加え、舌の筋力が低下して舌がうまく上がらない場合もこの装置で対応できます。
舌接触保護床は摂食機能障害があり、摂食機能療法を受けている場合は保険を適用して作製できますが、摂食機能障害があれば誰でも摂食機能療法を受けられるわけではありません。発達障害、顎切除及び舌切除の手術、または脳血管障害等による後遺症により摂食機能に障害がある場合に限定されているため注意が必要です。
年齢 |
性別 |
相談日 |
40代 |
女性 |
2014年2月26日 |
【相談者】2014年2月26日 O
質問1
13歳娘は現在歯科矯正中。昨年夏からワイヤー装置を上下装着。5週間ごとに通院してますが、1週間位前から下唇の内側に水膨れ(直径1.5ミリ位、透明に近い)が出来て、昨日の定期診察で診てもらったら、粘液腫と言われた。
大小変化するが、ほおっておいても無くなったり治るものではない。悪い物になる可能性もある。口腔外科で切除する必要がある。その時細胞を検査し良性か悪性かわかる。今はまだ出来て間もないので様子見。(大きな病院で)切除してきてもらう時はまた言う。と言われ私も娘も動揺してしまいました。(次回診察4/1)。
その夜少しだけ大きくなり歯磨き時に潰れてしまいました。多感な時期だけに学校は休みたくないようで夏休み等、時期を伸ばしてもいいようなものですか?
また知人から聞いたのですが、そのままにしておいても問題ない、同じ所に何度も出来るようなら切除した方がいいかも、と聞きましたが本当ですか?取らなければ一生有る物なのか、悪い物になるのか等々、色々と心配です。
【回答1】口腔外科総合研究所 樋口均也
下唇粘膜に生じた水膨れのような病変を粘液腫と聞かれたようですが、正確には「粘液のう胞」といい、下唇粘膜下にある「口唇腺」という小唾液腫が傷ついて周囲の粘膜下組織に漏れ出し、水膨れのような病変が生じる病気です。
粘液のう胞は噛んだりした拍子に壊れて小さくなりますが、しばらくすると元の大きさに戻ります。のう胞と傷ついた口唇腺を摘出する必要がありますが、放置しておいてもガン化することはないため、都合のよい時期に手術することに問題はありません。因みに悪性のもの、即ち口唇ガンや悪性リンパ腫などの場合は大きくなる一方で小さくなることはないため、簡単に見分けがつきます。
【相談者】2014年2月26日 O
質問2
ありがとうございました。とてもわかりやすく参考になり安心しました。放置して問題なくても、やはり摘出はしなければならないんですね。一度つぶれてから今は目で見るかぎりでは全く無いのですが、時期を優先するとなると、症状が無い状態の時でも手術は可能なのでしょうか?
手術という言葉に緊張してしまいますが、一般的に時間はどれくらいかかりますか?入院する必要もあるのですか?度々の質問ですみません。よろしくお願いします。
【回答2】口腔外科総合研究所 樋口均也
のう胞がつぶれて肉眼で見えない状態での手術は、大変困難を伴います。粘液のう胞の摘出術は比較的簡単な手術なので入院する必要はなく、通常は外来にて局所麻酔下で行い、所要時間は10~15分程度です。
【相談者】2014年2月26日 O
質問3
ありがとうございます。症状が出ている状態の時に手術が受けられればよいのですが、病院は予約というかたちなので、今回のように症状が出てたのが一週間だと、予定立てが難しいです。本人は気になって仕方がなく、取らなければならないなら早く取ってしまいたいようで。
近くには平日午前診察のみの大きな病院しか口腔外科はないので、このように相談することが出来る窓口があり本当に参考になり安心しました。お忙し中わかりやすく丁寧にお返事して頂きありがとうございました。
年齢 |
性別 |
相談日 |
40代 |
男性 |
2014年1月20日 |
【相談者】2014年1月20日 男性
質問1
早速ですが…年末から今まで、3日おき位に突然上唇がしびれて、歯がうく感じがあります。症状は15分位で治りますが、初めての事で気になります。脳外科を受診しましたがMRIは異常なしです。なんなんでしょうか?よろしくお願いします。
【回答1】口腔外科総合研究所 樋口均也
上唇のしびれはこの部分を走行する神経、即ち上唇と上顎の歯に分布する上顎神経の麻痺によって引き起こされていると推察します。
これは三叉神経の2番目の枝に当たり、頭蓋内と上顎の後方の翼口蓋窩、眼の下方、顔面の皮下のいずれかの部分に腫瘍、膿瘍、のう胞、骨折、脳梗塞、脳出血などがあると麻痺が生じます。
脳外科でMRI撮影を行ったようですが、骨の異常はMRIよりもCTの方が見つかり易いため、CTにより何らかの問題が見つかるかもしれません。
また、神経の麻痺には他に糖尿病やビタミン不足、代謝性疾患、薬の副作用、ウイルス感染、自己免疫疾患、重金属中毒、アレルギー、浮腫、冷え、微少循環障害などさまざまな原因があります。
【相談者】2014年1月22日 男性
質問2
こんにちは。突然のメールに、とても詳しく返信して頂きありがとうございます。初めての事で不安でしたが、次はCTや糖尿、ビタミン不足を調べて見ようと思います。よろしければまた質問させてください。ありがとうございました。
【相談者】2014年1月22日 男性
質問3
ありがとうございます。早速なんですが…今日のお昼頃から頭のハチと言いますか、右の上の方(中でなく、皮膚?筋肉?)が顔をしかめる位痛みます。そう言えば以前かかった帯状疱疹後神経痛で胸が痛かった痛みに似た痛みなので、神経痛の痛みなのでしょうか?とすると唇のしびれ等と関係があるのでしょうか?口腔外科ではないですね。スミマセン。乗り掛かったもので質問させて戴きました。よろしくお願いします。
【回答2】口腔外科総合研究所 樋口均也
帯状疱疹後神経痛は帯状疱疹というウイルス性の皮膚の発疹が治り、病変の消失後に痛みのみが続く病気です。何らかの理由により抵抗力が低下すると、神経の近くに潜むウィルスが増殖を始め、帯状疱疹やその後の神経痛を発症させる場合があります。
今回は胸に生じたようですが、顔面や頭部に帯状疱疹がなければ唇や頭部の症状は帯状疱疹後神経痛ではないと推察します。
頭部、特に右側頭部表面の痛みの原因についてはさまざまな理由が考えられますが、最も深刻なのは脳出血や脳梗塞、くも膜下出血、脳腫瘍など頭蓋内病変による痛みです。他には緊張型頭痛、偏頭痛、群発頭痛などの機能性頭痛や皮膚の感染、発疹、筋炎、側頭動脈炎などが挙げられます。
唇と頭部の症状が異なり、場所も離れていることから関連する可能性は低く、むしろヘルペスウイルスの感染、筋・筋膜痛、多発性硬化症、ギランバレー症候群、身体表現性障害などが疑われます。
【相談者】2014年1月28日 男性
質問4
いつもとても詳しくありがとうございます。お忙しい中感謝いたします。もう一度病院を受診して見ようと思います。何科に行けばいいですかね?ちなみに、私は痛風でいつも受診している個人病院はあります。その他に遠距離にMRIをとった病院。近距離に以前一度かかった脳外科もあります。あまり行きませんが大きな総合病院もあります。
【回答3】口腔外科総合研究所 樋口均也
歯の違和感は歯科ですが、唇に関しては歯科、耳鼻咽頭科、口腔外科、皮膚科のいずれかを受診されるとよいでしょう。また、頭部周辺の痛みに関しては頭痛外来、神経内科、脳神経外科の受診をお勧めします。
【相談者】2014年1月31日 男性
質問5
いつもありがとうございます。まずは口腔外科に行ってみます。ありがとうございました。
【相談者】2014年1月20日 TF
質問1
舌の側面に白いできものがあります。ほほの内側にすじ状のもができています。口の中が苦くヌメヌメしてます。2ヶ月ぐらい続いています。相談に乗っていただければ幸いです。宜しくお願い申し上げます。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
舌の側面の白いできものと頬粘膜の白い筋状のものについては歯型が疑われますが、他に白斑症や扁平苔癬、カンジダ症、ガンの可能性も考えられます。
口の中がヌメヌメしているのは唾液が粘稠となっているからで、唾液が出にくい状態や口呼吸によって唾液の蒸発が進んでいるケースなどが考えられます。
一度、粘膜や唾液の状態について診察を受けられることをお勧めします。
【相談者】2014年1月21日 TF
質問2
相談 ありがとうございました 近いうちに 口腔外科の方へ行ってみてもらうことにします。
年齢 |
性別 |
相談日 |
30代 |
女性 |
2014年1月15日 |
【相談者】2014年1月15日 R
質問1
左下の親知らずを一年前くらいに抜歯したのですが、そのときから透明のぬるぬるしたものが、常にどこからかでてきます。口臭もあります。歯磨きをしてる最中もでてくるし、変な味がします。痰が柔らかくなったような感じです。
歯科医院も何件もいったし、歯科大の口臭外来もいきましたが、原因不明と、言われたり、歯周病と、診断され、治療しましたが全くよくなりません。サービス業で口臭が気になり困っています。
【回答1】口腔外科総合研究所 樋口均也
親知らずを抜いた後に細菌感染が持続すると膿が出続け、このような症状が生じる場合があります。ただし複数の医院や大学病院で問題がないことは確認されているようなので、現在の症状は親知らずとは関係なく持続しているのでしょう。
原因としては、ドライマウスの可能性が高いと推察します。唾液が少なくなって口が乾くことがドライマウスの典型的な症状ですが、同時に唾液が粘稠となり、ぬるぬるして痰が柔らかくなるのです。また、唾液の量が減ると舌の表面にある味曹の働きが悪くなり、味覚に狂いが生じやすくなります。
さらに口臭も発生しやすくなりますが、口臭外来を受診された際に唾液の分泌量や性質について調べてもらいましたか。唾液の分泌量や緩衝能力が低下している場合は、これらの改善が必要になります。ガムやガーゼを噛んだ際の刺激唾液分泌量が正常な場合でも、安静時唾液量が低下していれば問題が生じます。万一このようなドライマウスに対する検査や治療を受けていない場合は、診察を受けられることをお勧めします。
一方、唾液の出具合が正常なのにヌルヌルする場合は「感覚障害」が考えられますが、うつ病や統合失調症の場合もこのような症状がみられます。唾液に異常があるかどうかで今後の対応が異なってくるでしょう。
【相談者】2014年1月15日 R
質問2
丁寧な回答ありがとうございます。約半年くらい前に口臭外来で、唾液の検査はしました。
唾液pH 7.1
唾液流出量 1.6ml/分
唾液中総細菌数 108CFU/ml←10の右上に小さい8 8乗!?
ミュータンス半定量試験 ±
ラクトバチルス半定量試験 -CFU/ml
口腔内カンジダ培養検査 -
唾液緩衝能試験 高い
でした。
【回答2】口腔外科総合研究所 樋口均也
唾液検査を含めて異常が見当たらない場合は「口腔異常感症」に相当すると推測され、抗うつ剤を中心とした治療法になります。口臭も心配されていますが、他人にわかる程度に口臭が生じているのでしょうか。また、口臭外来では口の中の臭いを嗅いで調べてもらいましたか。口臭の程度によって治療法も異なります。
【相談者】2014年1月16日 R
質問3
わかりました。何度もありがとうございます。