年齢 |
性別 |
相談日 |
30代 |
女性 |
2013年12月16日 |
【相談者】2013年12月16日 a
質問
現在妊娠9か月(33週目)なのですが、2週間ほど前から舌の先にできものができて困っています。形状は楕円形で、横7ミリ程度、縦5ミリ程度で表面に白く膜が張っているような感じです。できものそのものに痛みはないのですが、歯にあたるのでできものの根元が痛くなっています。かなり気持ち悪いし、滑舌も悪くなっているので、妊娠中でなければすぐにでもとってもらいたいのですが、妊娠後期になっているので治療が可能かどうかもわかりません。
お伺いしたい点は、どのような病気の可能性があるのか、うつるようなものではないのか、出産後に治療したほうがいいのか、今すぐに治療したほうがいいのか、またその場合治療可能なのか。といったところです。よろしくお願いします。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
まずは、舌の先のできものが何物であるかを調べるのが先決でしょう。良性腫瘍や細菌感染による肉芽腫、ウイルス性のイボなどが考えられますが、それぞれ治療法が異なります。また、ウイルス性の病変であれば移る可能性があります。
一般的には妊娠中でも治療は可能ですが、一定のリスクが存在します。従って、治療によって得られるメリットとリスクとを比較検討したうえ、治療方針を決定することになります。リスクを侵してまで治療を急ぐ必要性は低いと推察しますが、診察を受けてみないと断定はできません。
年齢 |
性別 |
相談日 |
20代 |
女性 |
2013年12月9日 |
【相談者】2013年12月9日 KA
質問
1週間程前からベロが痛み出して2日前に内科へ受診しました。口内炎が2箇所あり、ケナログを処方され口内炎は治ったんですが、ベロの上の火傷のようなヒリヒリした痛みがなくなりません。薬を塗るとマシにはなるんですが、物を食べると激しく痛みます。気持ち味気なく感じます。
診断ではベロは神経が複雑だから口内炎が複数あることによるものしゃないか?と言われましたが、口内炎は治っているので心配です。できればどこを受診するべきか教えて頂けると有難いです。宜しくお願いします。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
舌がヒリヒリして食事をとると悪化するという状態から、舌の粘膜が荒れていると推察します。また、ドライマウスやカンジダ菌感染でもしばしばこのような痛みが生じます。
一度口腔外科か耳鼻咽喉科を受診され、唾液の分泌量やカンジダ菌の検査を受けられることをお勧めします。
年齢 |
性別 |
相談日 |
20代 |
女性
|
2013年12月9日 |
質問1
1月上旬から2カ月間、硬口蓋の強い痛みが続いております。前歯中央の裏側、およびその左後方のデコボコ感が大きくなり、やや腫れたような感じで痛みが出ました。現在は、痛む場所が拡大し(硬口蓋前方部)、毎日痛くてたまりません。食事時は比較的痛みが無かったのですが、現在は、酸っぱいもの、熱めのものなどで痛みが強まります。痛みは、ヒリヒリとしたものです。(カンジタ菌によるものではありません)
私はシェーグレン症候群でドライマウスがあり、それが影響していると思います。ドライマウス用のうがい薬や塗り薬でも痛みが増します。とにかく、痛みが無くなるような対応が無いでしょうか。よろしくお願い致します。
回答
痛みは大きく3つに分類することができます。ひとつ目は粘膜が傷ついたり、口内炎などにより粘膜に異常が発生することによる最も一般的な痛みで、「侵害受容性疼痛」といいます。二つ目は外傷などで神経が傷ついたり、神経自体の異常によって生じる三叉神経痛の痛みなどで、これを「神経障害性疼痛」といいます。そして三つ目は、粘膜にも神経にも異常が見られない「心因性疼痛」ということになります。
今回は外傷による神経損傷や三叉神経痛のような発作的な痛みではないことから、神経障害性疼痛ではなさそうですね。食事がしみて痛むことから、粘膜の異常による侵害受容性疼痛の可能性が高いといえそうです。
粘膜の異常には口内炎、扁平苔癬、カンジダ症、ドライマウス、亜鉛欠乏症などがありますが、切歯乳頭から口蓋皺襞にかけてこのような粘膜の異常が生じていると推察します。
原因を究明した上で根本的な治療を行うのがベストですが、原因がわからない場合や判明していても取り除けないケースもあります。そのような場合は軟膏やうがい薬、鎮痛剤の内服などにより痛みを緩和する対症療法を行います。また、口蓋保護床というマウスピースのような装置を作り、食事中に使用する方法もあります。
年齢 |
性別 |
相談日 |
30代 |
女性M |
2013年12月8日 |
【相談者】2013年12月8日 女性M
質問1
どうぞよろしくお願い致します。近い相談を拝見致しましたが、相談させて下さい。一年ほど前から慢性疼痛のため、治療、薬を服用しています。現在、症状が落ち着き、数種類の薬をやめたり、減らしているところです。
その中で、レボトリール0.5mgをやめたところ、1週間眠れなくなり、その後、眠れるようになったかと思ったら、唾液が喉にまとわりまついたり、多くでるため、常に飲み込むような感じになり苦しくなりました。これは、薬の離脱症状でしょうか。気持ちも辛いです。何かご存知でしたら、教えていただけますとありがたいです。
【回答1】口腔外科総合研究所 樋口均也
レボトリールはベンゾジアセピン系の抗不安薬です。ストレスなどの心理的・社会的要因が慢性疼痛の原因や誘因となっている場合は、ベンゾジアセピンの抗不安作用によって痛みの軽減や消失が期待できます。抗不安薬には緊施緩作用もあるため、慢性疼痛の原因が筋肉の懲りや痛みである場合には、これらに対しても効果があります。また、慢性的な痛みやストレスから筋肉緊張が続き、凝ったり痛んだりしている場合にも有効です。
抗不安薬は睡眠薬としての作用もあるため、痛みやストレスで睡眠の質が落ちている場合には効果があります。ベンゾジアセピンの服用を中止した際に出る不安や不眠、イライラ、感覚障害、せん妄などの症状を「離脱症状」といい、レボトリール中止後に生じた不眠症状はこれに該当すると推察します。
唾液が多く出て常に飲み込むという症状については、唾液分泌過多症や唾液嚥下障害が考えられます。ベンゾジアセピンは唾液分泌量を低下させる副作用があるため、薬を中止したことによって唾液が元のように出たことを「多く出る」と感じるようになったのではないでしょうか。
また、離脱症状のひとつに感覚障害があります。唾液がのどにまとわりつくという誤った感覚が生じている可能性もあります。
【相談者】2013年12月11日 女性M
質問2
お忙しい中、大変ありがとうございました。唾液は、元に戻り多く感じられるようになったとのこと、納得致しました。少しおさまってきたような気もします。
以下、口腔外科部門とは異なりますが、もしご存知でしたらご教示いただけませんでしょうか。レバトリールは、減薬が難しいこと、離脱症状がでることをこのようになり初めて知りました。唾液の他にも症状がでるようになりました。
慢性疼痛の先生に、状況を話、相談致しますが、薬の減薬などについて専門に診てもらえる病院というのはあるのでしょうか。範囲外の質問かと思いますので、回答ができない場合は、お手数をお掛け致しますので、返信はなくて構いません。よろしくお願い致します。
【回答2】口腔外科総合研究所 樋口均也
慢性疼痛は頭痛や腰痛などの痛みが6ヶ月以上続いている状態をいい、痛みのある箇所によって脳神経外科、耳鼻咽喉科、整形外科、婦人科、泌尿器科、外科、内科などそれぞれの診療科で診察や治療を受けることになります。
また、痛み自体を専門的に診る科としてペインクリニックがあり、痛みに関するさまざまな問題について相談することができます。ベンゾジアゼピン等の減薬については心療内科や精神科で相談されるとよいでしょう。
【相談者】2013年12月15日 女性M
質問3
遅くなりましたが、ご回答をありがとうございました。慢性疼痛は、すでに心療内科で診療を受けており、薬についても相談いたしました。少し症状もおさまりつつあるような気がしてますが、まだまだ様子見です。
薬は助けてもらえる反面やはりこわいな…ということが今回わかりました。自分にできることは、まずは規則正しい生活なので心がけていこうと思います。本当にありがとうございました。
【相談者】2013年12月4日 K
質問
下奥歯左右ポッケトが6ミリと言われ治療を受けたのですが、左はよくなったと言われましたが右が大きなポッケトがあり、炎症は起こしていないので様子みる。という事ですが親知らずがあり関係の可能性もある?そのままほって置くと心配です。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
親知らずの部分はブラッシングしにくいため、歯肉が炎症を起こしやすいものです。確かに親知らずを抜歯するとポケットが浅くなる可能性はありますが、「様子をみる」という説明から、親知らずとは無関係な深いポケットがあるのかもしれません。炎症がない場合は6㎜のポケットでも大きな問題にはならないと思いますが、心配なら再度ご相談されることをお勧めします。
年齢 |
性別 |
相談日 |
10代 |
女性K |
2013年11月21日 |
【相談者】2013年11月21日 女性K
質問
スプリント使用後の顔の変貌について悩んでいます。私は2年前顎関節症になり口が開かず、歯科医院に通いスプリント治療を行っていました。スプリントで食いしばりの予防・顎の位置を高くすること・顎を前に出すことができるとの事でしたがスプリントをはめるようになっても症状の改善は見られずかみ合わせが悪くなりました。
今は上下の前歯2本のみが当たりその他の歯は当たっていないという状態です。話したり歌ったりするとカチカチと前歯が当たってしまいます。また治療前は普通だった顎がどんどん出てきてしゃくれ長くなったことや、口元がモコっと出てしまったこと、笑うと下唇が上の歯を全て覆うくらいになってしまい歯茎しか見えなくなったことに悩んでいます。
歯科医院には定期的に通っており上記の症状を訴えるのですが、毎回「よくなっている」と言われるだけなので疑問を持っています。顔の変貌が気になるので今はスプリントをはめていません。
前に突出してしまった顎と下の歯、こんもりしてしまった口元、かみ合わせは元に戻すことができるのでしょうか。もしできない場合は、将来顎と口元の整形を行いたいのですが問題はないでしょうか。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
顎関節症で口が開かなくなり、問題が続いているようですね。顎関節の内部には関節円板という軟組織があり、顎の動きをスムーズにする役割を担っていますが、前方に大きくずれると下顎の動きを妨害し、口を大きく開けることができなくなります。
今回は、上記のような関節円板の前方転位による開口障害、即ちクローズドロックが生じたのでしょう。クローズドロックの直後にうまくロックが解除できればよいのですが、ロックした状態が一定期間続くと解除できなくなります。ロックが解除できた場合にはスプリントの使用によりロック再発を予防できる一方、ロックが続いている状態ではスプリントを使用しても症状の改善は期待できません。
ロックが持続する場合には、開口訓練を持続的に行います。すると前方転位した関節円板がさらに前に移動し、結果として下顎の動きを邪魔することがなくなって元のように口が開くようになるのです。
スプリントの使用によって下顎が前に移動し、前歯しか噛み合わなくなったようですね。スプリントには幾つかの種類がありますが、下顎を前方に位置付ける「前方整位型スプリント」を使用されたのでしょう。前方整位置型スプリントは開閉口時に「カクッ」と音がするクリッキングという現象を生じないようにする効果があります。ただし、クローズドロックを解除する効果はありません。
前方整位型スプリントを長時間使用し続けると噛み合わせが変化し、きちんと噛めなくなる場合があり、下顎が前方に移動することによって開口量が減少します。下顎を後方の本来の位置に戻すことは困難ですが、3級ゴムを用いた矯正治療で治癒した例が幾つか報告されています。顎や口元の整形に際しても、下顎が本来の位置に戻っていることが望ましいといえるでしょう。
【相談者】2013年11月21日 I
質問
歯根嚢胞は歯の神経が生きている場合は歯根嚢胞ではないのですか?神経が死んだら歯根嚢胞ですか?
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
歯根嚢胞は歯の根の先端部分(根尖部)に風船のような嚢胞が生じ、増大していく病気です。嚢胞が増大すると根尖部の歯槽骨が圧迫されて溶け、骨に空洞ができます。
歯根嚢胞ができるためには、細菌感染と歯槽骨内の上皮が必要となります。まず虫歯ができて進行し、歯の神経(歯髄)に細菌感染による炎症が生じることから始まり、この炎症が持続すると歯の中から歯の外の根尖周囲組織に炎症が拡がります。
根尖周囲組織は歯槽骨という骨からできており、実際は骨しかない「マラッセの上皮遺残」という所に上皮組織の断片が残っている場合があります。この上皮に炎症が及ぶと膨らみ、内部は変性融解して粘液が貯まります。このようにして、内部に水分が貯まった風船のような病変である歯根嚢胞が発症するのです。
マラッセの上皮遺残とは、歯が顎の骨の中でできる際に歯にならずに残った(余った)粘膜組織です。歯ができる際には歯胚という蕾状の組織ができ、歯胚の外側にはエナメル上皮という膜があり、その内部で歯の組織が順々に形成されていきます。エナメル上皮は最終的に消えてなくなりますが、一部の断片が骨の中に残ることがあり、これがマラッセの上皮遺残となります。
さて質問ですが、歯根嚢胞が生じる前には歯髄に細菌感染による歯髄炎が生じていて、やがて死んでいきます。従って、歯の神経が問題を起こさずに元気に生きている場合は歯根嚢胞はできません。
歯髄が細菌感染によって死んでも(壊死しても)、歯根嚢胞ができるとは限りません。骨の中に上皮がない場合、嚢胞は生じないのです。このように、根尖周囲組織に炎症があっても歯根嚢胞ができない場合は根尖性歯根膜炎、根尖膿瘍、歯痕肉芽胞のいずれかの病態となります。
年齢 |
性別 |
相談日 |
20代 |
男性KT |
2013年11月16日 |
【相談者】2013年11月16日 男性KT
質問
先日から舌のやや後方の色が周りと異なり、乳頭がなくツルッとしたような状態になったのですが特に痛みもないので放って置いたら白いカビのようなものが出現しました
調べてみると正中菱形舌炎の際におこりうるカンジタ菌によるものではないかと疑っています。
特に痛みもないので困ってはいないのですがもしも重大な病気の前触れであったりすると怖いのでぜひご意見をお聞かせください
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
舌のやや後方部の舌乳頭が消失したということですね。漢方ではこのような状態を「剥落」といい、元気がなく体の働きが悪くなっている「気虚」の状態を意味します。
正中菱形舌炎とは、生まれつき舌乳頭がない部分に細菌感染による炎症が生じた状態をいうので、正中菱形舌炎である可能性は低いといえるでしょう。
剥落が生じた部分が白くなったことから、確かにカビが生えてきたとも考えられますね。口の中の乾燥や抗生物質の長期服用により、カンジダ菌というカビ(真菌)が繁殖しやすくなります。カンジダ菌の検査が陽性であれば、抗真菌剤の塗布やうがいなどでカンジダ菌を減少させることができます。
舌の表面が白くなっているのは舌苔が付着している場合の他、白板症や扁平苔癬、ニコチン性白色角化症、舌ガンの可能性も考えられます。従って一度、診察を受けられることをお勧めします。
年齢 |
性別 |
相談日 |
60代 |
女性 |
2013年11月10日 |
【相談者】2013年11月10日 Y
質問1
2012年3月上の歯茎に違和感あり。4月思い切って歯医者に行く。歯茎の治療をしたが、改善されず5月口腔外科を紹介される。切開してゆでた大豆位の肉芽摘出。精密検査の結果良性。一か月週一で消毒に行く。6月最後の消毒の日まだ違和感があると私が言うと、先生も認め、その場で切開。今度は前より大きい肉芽。今回も精研へ出し良性。この菌が歯の根より出ているかもしれないと歯医者に戻されて。今日に至ります。
3本目の根の治療がもう直終わります。しかし今また上唇の奥のほうに前と同じ違和感があり、今回は唇にしびれが伴っています。歯医者さんは全部終わったところで、口腔外科の先生に状況をしっかりと書くから行くようにと言われています。
どちらの先生もとても親身になって治療にあたってくださりますが、どうもお二人とも原因がつかめないような感じです。毎日不安でたまりません。先生のご判断を仰ぎます。よろしくお願いいたします。
【回答1】口腔外科総合研究所 樋口均也
口腔内に肉芽が形成される原因で最も多いのが細菌感染によるもので、これを「化膿性肉芽腫」といいます。
細菌感染の原因は虫歯、異物、腫瘍、のう胞、外傷などさまざまですが、口腔外科では虫歯からの感染を疑い、根管治療(歯内療法)が必要だと言われたのでしょう。
また、歯内療法を受けても違和感やしびれが残っているということですが、歯内療法でも治らないケースはあります。その場合は原因である歯を抜かざるを得ないかもしれませんが、歯根端切除術などの外科的歯内療法でうまく治ってくれる場合もあります。
違和感やしびれが残っているとのお話ですが、肉芽はなくなったのでしょうか。肉芽は歯と関係のない感染、たとえば結核や梅毒による場合もあります。あるいは感染ではないサルコイドージスや好酸球肉芽腫などの病気により、肉芽が生じた可能性もあります。
【相談者】2013年11月23日 Y
質問2
回答ありがとうございます。来週の火曜日歯の治療が終わり、歯科医の手紙をもって再再度口腔外科に行く予定でいます。肉芽は、今まで2度の経験から、またできていると思われます。位置が少しづつ上のほうに行ってるような気がします。
もう完治したと思われている口腔外科の先生に会うのが少し辛いです。とりあえず、行ってきます。今日はお忙しい中、お返事ありがとうございました。
【相談者】2013年11月30日 Y
質問3
こんにちは。歯医者の治療が全て終わり、紹介状を持って三度目の口腔外科に行ってまいりました。腫れ、唇のしびれは全て半年前に二度切開して肉芽をとったことの後遺症と考えていいといわれました。神経を切断したため、このようなしびれが起きるのだそうです。
私が心配ばかりしていると、今度は脳神経で痛みなどを感じるような指令が出て、そうなると高鬱剤などの投薬で治療が長引くと。穏やかに、にこやかに話される先生のお顔を見ていると、心配していたことが吹っ飛びました。しかし私が頬にある違和感が気になることを言うと、定期的に見ていくということで、来月19日に行くことになりました。
診察から二日安心はしていたのですが、頬の違和感が気になってたまりません。あまり気にすると抗鬱剤・・・・・主人は、先生に突き放されたのではないので、何かあっても心配することではない、と言います。もちろんそうですが、何か心配なんです。前回みたいに切除して一カ月後に倍の大きさの肉芽ができていたことを考えると、後遺症とは考えられないような気がします。こんなこと主治医には言えません。
いい歳をして、愚痴のようになってしまいましたが、先生のお考えを知りたくてまたメールしました。よろしくお願いします。
【回答2】口腔外科総合研究所 樋口均也
口腔外科で診察を受けた上、「後遺症のみ」という説明を受けられたのなら、肉腫の再発や別の病気の可能性は少ないといえるでしょう。今は、腫れが徐々に軽快するのを待ちましょう。
一方、しびれは治るのに時間がかかるものです。手術箇所の周辺に神経が伸びてきて感覚が戻るまでには、相当の時間を要するのです。
【相談者】2013年12月5日 Y
質問4
ありがとうございました。定期的に観察ということで、様子を見ることにいたします。
年齢 |
性別 |
相談日 |
10代 |
男性 |
2013年11月10日 |
【相談者】2013年11月10日 Y.M
質問1
中学生の男子です。舌の先が一月前くらいから、痛痒い状態が続いています。痛痒い部分が少し白くなっています。皮膚科に行きましたが、原因が分かりません。口内炎の市販薬を飲んでいますが、効果がありません。どうしたら良いでしょうか。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
舌の先が白くなり、粘膜が荒れている状態であると推察します。舌が荒れる理由には貧血やビタミン不足、亜鉛不足など、さまざまな原因があります。血液検査で異常が見当たれば、それらの治療が必要となります。
口呼吸があれば、舌が乾燥するため粘膜が荒れて痛みますし、歯ぎしりや食いしばりで舌を歯に押しつける癖がある場合もまた、痛むことがあります。他にも舌を噛む癖、虫歯や歯の破折、詰め物の不適などでも舌尖が荒れてしまいます。
原因が不明でも、口内炎用のうがい薬や塗り薬には痛みを和らげる効果がありますし、漢方薬の内服も有効です。
【相談者】2013年11月14日 Y.M
質問2
回答ありがとうございます。近くなので、もっと悪くなるようであれば、診ていただこうかと思います。