年齢 |
性別 |
相談日 |
40代 |
女性 |
2010年12月24日 |
【相談者】2010年12月24日 40代 女性 M
質問
左下4番抜歯後、ブリッジしようと仮歯を左3に接着したら、首の腱が突っ張って左肩、左腕すべてが引きつり痛みます。仕方なく、左下5番にのみ仮止めですが、それも負担が有りとても痛いです。
でも何もしなければとなりますが、そうするとほおや下くちびるが左下5歯を押して左顔面がいたんで仕方なくなります。今5に仮止めでその仮歯と左下3番の隙間をポリデントで緩く埋めるとかなり楽です。大学病院の口腔外科には2か所さじを投げられて苦しいです。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
抜歯やその両隣の歯を削って仮歯を入れたことにより、噛み合わせが狂ってしまった可能性があります。噛み合わせの狂いから筋肉や顎関節に無理が生じ、このような症状が現れる場合があります。ただし、噛み合わせの狂いを確認することは一般的に難しく、いくつもの複雑な計測機を併用しても明らかにできるとは限りません。
治療方法としては、まず「オクルーザルスプリント」という装置を作製して装着し、症状が改善するかどうかを見ていきます。
実際のところ、噛み合わせが狂ったとしても、ほとんどの場合でこのような症状は出現せず、多少の狂いが生じても体が何とか対応するものです。従って、むしろ体の調節能力が低下している可能性があります。
また、噛み合わせが狂っていなくてもこのような症状が生じる場合があります(咬合異常感症)。それは感覚に異常を来たした状態で、ストレスや不安などがあるとこのような異常が生じやすくなります。治療方法は、機能訓練や心理療法など様々にありますが、抗うつ薬などによる薬物療法が中心となります。
年齢 |
性別 |
相談日 |
40代 |
女性 |
2010年12月22日 |
【相談者】2010年12月22日 40代 女性 H
質問
11歳の息子のことですが、顎がゴキゴキなったり、顎の違和感をうったえるので、顎関節症だと思い、歯医者でスプリントを作ってもらいました。が、以前よりもひどくなったので、使用をやめました。スプリントがあっていないのでしょうか?
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
顎関節の雑音や違和感は、顎関節症の場合によく見られる症状なので、受診された歯科でも診断のうえ、スプリントを作製されたのでしょう。確かに、スプリントの使用によって症状が改善するケースが多いのですが、中には効果が見られなかったり、逆に悪化する場合もあります。悪化した理由については、いくつかの可能性が考えられますので、以下に列挙してみます。
- スプリントが口に合わず、ガタついている場合
- スプリントの調整が不十分で、下顎があるべき位置に落ちついていない(下顎安静位がとれない)場合
- スプリントが夜間の歯ぎしりを悪化させている場合(シリコン製のソフトタイプのスプリントはこのような問題を引き起こす可能性があります)
- スプリントの装着自体がストレスになっている場合(ストレスは顎関節症の症状を悪化させます)
どのような原因で悪化したのかを見極めたうえで、今後の改善策を検討する必要があります。
年齢 |
性別 |
相談日 |
40代 |
女性 |
2010年12月22日 |
【相談者】2010年12月22日 40代 女性 R
質問
はじめまして。先月あたりから左側鼻の下に物があたると左目及び額の辺りにまで鈍痛が走ります。痛みが顕著に現れるのは、電動シェーバーの振動です。普段は痛みはありません。ちなみに7月に左上奥から2番目を抜髄、その後治療がうまくいかず(根っこの先に膿の袋があり貫通させて排膿)、未だコアのみで様子見です。ただ、歯自体の痛みは少しずつですが治まってきています。
抜髄前にも同様の痛みがあり、一時痛みはなくなっていたのですが、また先月あたりより痛みを感じるようになりました。治療中の歯はしばしばレントゲンを撮っており、膿等の炎症はなく状態は悪くはないようです。現在の歯科医にも相談したところ、三叉神経痛が考えられるということですが、三叉神経痛では鋭い痛みがあるようですが、私の場合は鈍い痛みです。
痛みの原因で考えられる事と、診てもらうとすれば何科に行けば良いでしょうか。お手数おかけしますが、よろしくお願い致します。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
三叉神経痛は、顔面の特定の場所に触れたとき痛みが生じる場合があります。これを「パトリックの発痛帯」といい、鼻の横や唇などにあります。また、典型的な三叉神経痛の痛みは瞬間的で強烈なものですが、鈍い痛みの場合もあります。
三叉神経痛の診断と治療は歯科や口腔外科、耳鼻咽喉科、ペインクリニック(麻酔科)、脳神経外科、神経内科で受けることができます。
治療方法は抗けいれん薬の服用や神経ブロックなどが中心で、上記いずれの科でも治療を受けることが可能です。また、治療による効果が見られない場合は、脳神経外科で神経血管減圧術を受ける必要があります。
www.koku-naika.com/p423orofacialpain10.htm
年齢 |
性別 |
相談日 |
40代 |
女性 |
2010年12月19日 |
【相談者】2010年12月19日 40代 女性 S
質問
数年前、少し体重が増えた時に人から「顔が丸くなった」と言われ、太ったせいだと思っていたのですが、両親が頬が飴をなめているような感じで膨らんでいる、と言います。自分ではそれほど感じていなかったのですが、よく見ると特に右側が頬の下あたりが丸く垂れたような感じもします。
しこりや痛みはありませんが、そんなに軟らかくはありません。口の中がせまくて歯並びが悪く、横向きにはえている歯もあります。口の中、頬の裏側あたりには上下の歯にはさまれた感じで少し痕がついています。口内炎もよくできます。両親は病院へ行くことを進めますが、行くほどのことでもないような気がするのですが。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
頬が膨らんでいるのか垂れているのかいずれかで頬の形が変わってきているのですね。頬が膨らんでいるのであれば炎症で腫れているのか腫瘍などができて腫れているのか、骨格や筋肉が大きくなっているのかいずれかでしょう。
炎症で腫れているのは細菌感染や自己免疫疾患の場合です。腫瘍には脂肪腫、上顎ガンなどがあり、顎骨のう胞の可能性もあります。
骨や筋肉が大きくなってきているとすれば、くいしばりや歯ぎしりから骨が増大したり筋肉が肥大したりしてきているのでしょう。進行性顔面半側肥大の場合もあります。
頬が垂れているのなら筋肉の萎縮や筋力の低下によるものでしょう。太ったために皮下脂肪がついただけなのかもしれません。
年齢 |
性別 |
相談日 |
40代 |
女性 |
2010年12月16日 |
【相談者】2010年12月16日 40代 女性 L
質問
12歳の子どもの相談です。小学校2年生の時から4年間歯列矯正をしていたのですが、最近になって検査で蝶形骨の発育異常で蝶形骨が異常に発達している為、いま矯正してもあまり意味がなく骨の発育が終わった段階で手術をして骨を削ると言われ、長年装着してきた矯正器具もはずされてしまいました。
先生からは病気なので手術は保険がきくと言われたのですが、どのような病気で手術はどのような手術で、手術をすればなおるのでしょうか?また、骨の成長が止まるまで経過観察のようなのですがそれまで症状的にはどんな事がありますか?よろしくお願いします。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
蝶形骨の腫瘍ではなく発育異常ということから、「線維性骨異形成症」が疑われます。この病気は骨が発育・成長する際、骨の代わりに一部が線維性結合組織となって増殖する病気です。他に皮膚の色素沈着や内分泌異常を伴う病気をAlbright症候群ともいいます。
この病気は小児期に進行しますが、第2次成長期を過ぎると進行が止まり、その後に蝶形骨を含む顔面骨の骨切り術(骨を切断して一部を切り取った後、再度つなぎ合わせて骨を小さくする手術)を行うことになります。手術で顔面を後方に移動させることにより、顔面の突出は改善されますが、そのままの状態では上下の歯をきちんと噛み合わせることができません。そのため、手術前後の数年間は矯正治療を行い、噛みあわせを調整する必要があります。
骨の成長が止まるまでは顔面(眼や鼻などの上・中顔面)が前に突出しますが、有効な対応策は期待できないでしょう。
年齢 |
性別 |
相談日 |
30代 |
女性 |
2010年12月9日 |
【相談者】2010年12月9日 30代 女性 Y O
質問1
2007年より疼痛性障害(わき腹痛・頭痛)になり、その間に歯がかけ歯医者に行き表面を削って埋めてもらいました。そうしたところ、歯が激痛になり堪えられない痛みが何週間も続いた為、神経をぬきました。歯の痛みがなくなったと思ったら今度は歯茎が激痛になり現在もとても苦しんでいます。大学病院でCTも撮りましたが異常ありませんでした。
硬化性骨髄炎ではないか心配ですがCTで異常がなければ疑いはないのでしょうか?鎮痛剤は効きません。抗うつ剤では三環系(トリプタノール)の薬ではかなり副作用がきつく続きませんでした。SNRIトレドミンは15ミリを1日2回のんでいました。副作用はありませんでしたが効果を感じなかったので3週間でやめてしいました。
今思うと量的にMAXまで増量して効果がでるものだたのでしょうか?また、SSRIの抗うつ薬も副作用が少ないと聞いたので試してみたいと思っています。現在は、激痛の時にデパスのみでしのんでいますが、限界を感じています。
SSRIとSNRIの違いとこのような症状に合うお薬はどちらが良いのでしょうか?是非、先生のご見解をお聞きしたく宜しくお願い致します。
【回答1】口腔外科総合研究所 樋口均也
大学病院でCT撮影を行って確認されていることから、歯や歯周組織、顎骨の異常ではなさそうですね。また、骨髄炎の可能性もほとんどないと考えられます。従って、今後さらに歯の治療を続けたとしても、改善する見込みは少ないでしょう。
歯が原因ではない歯の痛みで多いのは、食いしばりや歯ぎしりによる筋・筋膜痛です。対策としては、日中は食いしばらないように注意し、就寝中はオクルーザルスプリントなどを装着する方法がお勧めです。
筋・筋膜痛以外では、疼痛性障害や統合失調症、気分障害(うつ病、双極性障害など)による痛みが疑われ、抗精神病薬や抗うつ薬、気分安定薬などによる薬物療法が必要となります。
疼痛性障害には三環系抗うつ薬が有効です。トリプタノールは服用開始から2週間は副作用が出やすいとされていますが、徐々に体が慣れると副作用も軽減するため、それまでは我慢も必要です。また、トレドミンは100mg以上に増量すると効果が期待できますが、一定期間服用を継続する必要があります。
一方、SSRIとは選択的セロトニン再取り込み阻害薬、SNRIとは選択的セロトニン、ノルアドレナリン再取り込み阻害薬を意味し、SNRIの方が効果も副作用もより高いとされています。なお、デパスは効果が徐々に弱まるという性質があります。
【相談者】2010年12月12日 30代 女性 Y O
質問2
ご丁寧なご回答を頂き大変ありがたくお礼申し上げます。
もう少しトレドミンの量を増やしながら経過をみてみます。口腔外科では抗うつ剤は通常処方されないんですね。私が通っている大学病院の口腔外科では量的に心療内科での処方になると言われました。痛いのは、歯ぐきなので口腔外科で見て頂きたい心境です。
取り急ぎ、お礼まで。先生のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
【回答2】口腔外科総合研究所 樋口均也
疼痛性障害や神経障害性障害、筋・筋膜痛、その他の非定型顔面痛などにより痛みが持続し、そのため治療の効果が得にくい場合がありますが、このような状況下では3環系の抗うつ薬を中心とした薬物治療が有効です。口腔外科には慢性疼痛を訴える患者さんが日々来院されるため、日常的に薬物療法を行う一方、心療内科で口腔内の症状について詳しく診察することは困難でしょう。
抗うつ薬は少量からスタートし、効果があらわれるまで薬の量を増やしていきますが、服用量が少ないと治療が成功しないケースもあるため、自ずと薬の量が増えてしまう傾向にあります。
年齢 |
性別 |
相談日 |
30代 |
女性
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2010年12月2日
|
質問
1週間ほど前から、歯ぐきの違和感そして、耳の奥のずんずんする痛みそして、のど唇舌の裏のヒリヒリする痛みとしびれがあります(すべて右半分)。脳神経外科で精密検査をしたのですが問題はなく、とりあえず三叉神経痛の疑いとのことでテグレトールとボルタレンの鎮痛剤を飲んでいます。が一向に効きません。私の痛みは三叉神経痛とはちがい、常にどこかの部位が痛く、三叉神経痛にみられる食べ物や風等の刺激には大丈夫なので、それとは違うかも・・といわれています。耳鼻科を受診したのですが、そこも問題はありませんでした。何が原因とかんがえられるでしょう
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
このような症状が生じる病気は多種多様にありますが、以下に列挙してみます。
三叉神経痛
顎関節症
筋・筋膜痛
ヘルペス性疼痛
耳の疾患
脳腫瘍や脳血管の異常
非定型顔面痛
口腔灼熱症候群
鬱病や統合失調症の身体症状
歯周病
自己免疫疾患
片頭痛
すでに脳神経外科と耳鼻咽喉科を受診されたようですから、脳や耳に起因する問題ではないようですね。他の可能性について、何かお話はありましたか。これらの点も踏まえたうえで、詳しい診察を受ける必要がありそうです。
年齢 |
性別 |
相談日 |
70代 |
男性 |
2010年11月30日 |
【相談者】2010年11月30日 30代 男性 I
質問
歯茎が痛くて2軒程診察治療をしました(歯石取が主)歯茎は其の時腫れてました。歯石が原因と云われ全部取りましたがまだ歯茎がうずきます。知覚過敏と思われます。神経を抜くしか無いと云われました、押えても歯は痛くないです。腫れがひきません。適切な御指導お願いします。年齢72才です。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
歯肉の痛みと腫れが見られるというお話から、歯周病の可能性が高そうです。歯石を取られたようですが、歯肉より奥深く(歯肉縁下)に隠れている歯石までを取り除けていない場合は、症状が続く可能性があります。また、歯磨きが不十分で磨き残しが多く、歯垢(プラーク)が歯に付着した状態であれば、いつまでも回復しないでしょう。
まずは、正しい歯磨きの練習を行い、磨き残しをなくすことが大切です。また、同時に歯肉縁下の歯石を除去し、根の表面をツルツルに磨き上げる「ルートプレーニング」も必要となります。歯磨きについては、誤った磨き方を続けることによって歯肉が傷つき、痛んでしまうため注意が必要です。力加減を調節することが重要でしょう。
以上、歯周病の問題が改善していない状態が最も疑われますが、他の可能性もあります。歯肉の腫れは抗けいれん剤や降圧剤、免疫抑制剤などの薬物によって生じる歯肉増殖症の可能性の他、歯肉線維腫症なども考えられます。また、歯肉ではなく歯肉の下の骨が増大する外骨症もあります。
一方、歯肉の痛みについては口腔灼熱症候群や口腔異常感症、口腔セネストパチー、疼痛性障害、筋膜痛、カンジダ症、ヘルペスウイルスによるものや原因の見当たらない非定型歯痛なども考えられます。
年齢 |
性別 |
相談日 |
30代 |
男性 |
2010年11月28日 |
【相談者】2010年11月28日 30代 男性 M
質問
初めて相談させていただきます。3年ほど前に歯医者で左下6番に虫歯が見つかったので大部分を削り、神経を抜いて銀歯を埋めて治療が終了しました。その後すぐに左下6番延長上の左頬下が痛み出し、その部分を手で軽く叩くと左頬下周辺がビリビリと痺れるような症状が出始めました。
10日程度続いた後痺れは治まりましたが、現在も時折左頬下や左口腔内、首の左側に圧迫感を感じたり左耳から首にかけてビリビリと痙攣したりします。この虫歯の処置後の痺れとこれらの症状は関連性がある可能性はあるのでしょうか?
これ以外にも2年半ほど前より原因不明の嚥下障害が続いていて、内科、耳鼻科、消化器科、神経内科で内視鏡、CT、 MRIなどさまざまな検査もしましたが異常が見つかりませんでした。少しずつ、前述した圧迫感が強くなってきているため、この口腔内の症状と嚥下障害が何か関係があるのではと気になっています。ご回答よろしくお願いいたします。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
治療以後その周辺にいくつかの症状が続いているということですが、まず確認すべき点は「歯の治療が成功したか否か」ということです。歯の神経を抜く治療が思わしくできなかったり、歯が割れてしまった場合や、顎の骨に病変がある場合は、何らかの症状が続いても不思議ではありません。しかし、この点については歯科で確認したうえ、問題がないということですね。
歯やその周囲の組織に明らかな異常が見当たらないにもかかわらず、症状が長く続く原因として、歯の神経を抜いたことによる末梢神経の損傷から引き起こされる病気(複合性局所疼痛症候群Ⅱ型、英語表記はcomplex regional pain syndromeで、CRPSと略します)が疑われます。
歯の神経を抜くと、歯の根の先端部分で一度神経は切断されますが、通常は時間が経てば治るものです。ところが、切断部付近の神経が異常な興奮を起こし、それが持続して周辺にある交感神経まで影響が及ぶケースがあります。これがCRPSⅡ型の病態であり、痛みやピリピリ感、痙攣、脱力、感覚異常やその他さまざまな症状が出現するのです。
CRPSⅡ型の治療方法としては、星状神経節ブロックやトリガーポイントブロック、あるいは抗うつ薬や抗痙攣薬、抗不安薬などを服用する薬物療法があります。
他に、顎関節症でもこのような耳の症状が生じる場合がありますが、口腔外科や歯科ではこの点について何といわれましたか。ただし、どんなに検査しても異常が見当たらないケースであっても、生活上のストレスや不安感から、このような症状が起こる可能性はあります。その場合はまず、症状の改善を主眼とした治療を進めていくことになります。
年齢 |
性別 |
相談日 |
30代 |
男性 |
2010年11月23日 |
【相談者】2010年11月23日 30代 男性 K
質問
20日前から耳が詰まった感じがありしゃべるとエコー音がし頭がふらふらします。 耳下から顎の関節にかけて筋肉に違和感があり夕方になると症状がひどくなります。耳鼻咽喉科・口腔外科・呼吸器内科・神経内科に受診しましたが症状がひどなるばかりです。原因は何がしているのでしょうか?歯医者に行ったら虫歯でない歯を抜かれそうになりおまけに整形を勧められました。頭にきました。何が原因なんでしょうか?至急におしえて。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
「耳の詰まった感じ」「頭がふらふらする」という症状から、耳に問題がありそうですが、耳鼻咽喉科での診察の結果は異状なしということですね。脳神経の異常や頭蓋内の病気も考えられますが、神経内科の診察はすでに受けられたのですね。
他に、顎関節症でもこのような耳の症状が生じる場合がありますが、口腔外科や歯科ではこの点について何といわれましたか。ただし、どんなに検査しても異常が見当たらないケースであっても、生活上のストレスや不安感から、このような症状が起こる可能性はあります。その場合はまず、症状の改善を主眼とした治療を進めていくことになります。